第11回「ベトバック地区の遺跡地帯を駆け抜ける」観光プログラム
(VOVWORLD) - 11月3日から5日にかけて、ベトナム北部山岳地帯のランソン省で、第11回「ベトバック地区の遺跡地帯を駆け抜ける」という観光プログラムが行われます。
2018年の 第10回「ベトバック地区の遺跡地帯を駆け抜ける」観光プログラム |
このプログラムが初めて行われたのは2009年のことで、今年は11回目となります。バクカン・カオバン・ハザン・ランソン・タイグエン・トゥエンクアンの6の省からなるベトバック地区の観光の潜在力をピーアールすることが狙いです。また、この観光プログラムを通じて、ベトバック地区の経済社会発展の促進が図られています。
今年のプログラムでは、ベトバック地区の自然風景や人々、伝統文化などを紹介する展示会・セミナー・パフォーマンスなど様々な活動のほか、ベトバック地区の旅行ツアーに関する調査や、この地の優秀な旅行ガイドによるコンテスト、スポーツ試合なども行われます。また、今年のプログラムは、開催地であるランソン省の文化・風俗習慣・食文化などを集中的に紹介することになります。少数民族が多数住んでいるランソン省は、テイ族の民謡「テン」やヌン族の民謡「シンラン」など多くの民謡で知られているとともに、ドンダン祭りや、タムタイン寺祭り、バクガ寺祭りなども誇っています。そして、今回は、ランソン省と国境を接している中国の広西チワン族自治区の芸術団も参加し、チワン族の独特な民謡や踊りなどを披露します。
なお、ランソン省へ今年のプログラムを楽しみに来る国内外の観光客は数万人に達すると予測されています。2019年、同省は、外国人観光客43万人を含む290万人の観光客が同省を訪れ、観光からの収入は4億2千万ドルに達するという目標を掲げています。