IPUの積極的かつ主体的な一員のベトナム国会

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既にお伝えしましたように、今月28日に、ハノイで、IPU=列国議会同盟の第132回総会が開幕します。ベトナム国会が世界規模の重要な外交的出来事を初めて主催することは、ベトナムに対する国際友人の信頼を示すと同時に、35年余りにわたるベトナムがIPUの主体的な一員の結果でもあります。

1979年4月に、ベトナム国会は、IPUに加盟しました。それ以来、ベトナムは国際友人から全面的に高く評価されています。ベトナム国会はIPUの諸活動に十分に参加するだけでなく、様々な構想を提起してきました。

IPUの諸活動への主体的な参加

ベトナム国会はIPUの諸活動への参加をベトナムの利益の推進と保護に向けた議会外交活動の最重要な任務の一つとして見なしています。また、それらの活動を通して、ベトナム国会は、世界各国の議会の経験を吸収する事が出来ると認識しています。

ベトナム国会は、35年あまりにわたる、IPUのメンバーとして、IPUの年次総会や複数の関連会議に主体的に参加し、積極的に貢献してきました。ベトナム国会は、2006年に、「子供保護における議会の役割の向上」に関するアジア太平洋会議や、2009年に「エイズ予防対策における議会の役割」に関するアジア太平洋シンポジウムなどを主催しました。第132回IPU総会の情報宣伝小委員会のゴ・ドク・マイン委員長は次のように語っています。

(テープ)

「ベトナム国会は、健康、男女平等などに関するIPUの複数の専門会議を主催したことによりIPUにおける自らの役割と位置を向上しつつあります。それ以来、IPUにおける主体的かつ積極的な姿勢を示してきました。」

2006年にベトナム国会はアジア太平洋地域グループの議長国に選出されました。2007年に、第117回IPU総会はベトナム国会の代表を2007~2011年任期の執行委員会と2009年のIPU副議長国に選出しました。それらを通じて、ベトナムはIPUの諸活動に直接的かつ切実な貢献をするようになりました。ベトナム国会対外委員会のゴ・クアン・スアン元副委員長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム国会がこの多国間組織の積極的かつ責任あるメンバーになっていることを誇りに思っています。ベトナム国会はIPUの諸活動に十分に積極参加するのみならず、様々な意見や提案を提起しました。こうしたことから、ベトナムはIPUの指導部に選ばれたのです。」

第132回IPU総会、ベトナム国会の外交活動の重要な活動

今週末にハノイで開催される第132回IPU総会では、ベトナム国会はIPU加盟議会と共に、「持続可能な発展目標・言葉から行動へ」をテーマにする討論会を行ない、世界の平和と安全保障を深刻的に脅かすサイバー戦争、水資源管理の新たな規制の制定決議、水問題解決への議会の行動推進などに関する決議案を採択する予定です。特に、第132回IPU総会はハノイ宣言を提出する予定です。

ベトナム国会のグェン・シン・フン議長は次のように語りました。

(テープ)

「今総会を通して、ベトナムは国際社会への主体的な参入の姿勢を示します。また、討論会において、ベトナムは平和を愛する立場や、国際友人との親しみさ、協力関係拡大の精神を示すことになります。」

ベトナム国会が第132回IPU総会を主催することは、党と国家の平和友好外交路線を改めて示すと共に、ベトナムの国際社会への深い参入を強調することです。

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