日越共同による「サマー・シンフォニー」コンサート

(VOVWORLD) -既にお伝えしましたように、先ごろ、ハノイのオペラハウスで、ベトナムと日本のアーチストが共同で「サマー・シンフォニー」コンサートを行いました。
日越共同による「サマー・シンフォニー」コンサート - ảnh 1

VNOB=ベトナム国立オペラ舞踊団の主催によるこのコンサートには、日本のフロイデ福岡交響楽団のほか、指揮者の木村 厚太郎さんや、ピアニストの川崎美香さん、及び、コントラバスの森田良平さんなどが出演しました。

コンサートでは、ベートーヴェン作曲のバレエ音楽『プロメデウスの創造物』のほか、『瞬間』というバレエが公演されました。

指揮者の木村 さんの話です。

(テープ)

日越共同による「サマー・シンフォニー」コンサート - ảnh 2

一方、ベトナム国立オペラ舞踊団のブ・マイン・ズン副団長は「現在、私たちは、日常生活や大衆に親しみやすく、世界の新たな「歌劇」作りを目指している。今回の日越共同による芸術的友好交流という精神を示したい。」と明らかにし、次のように語っています。

「日本人は、規律正しいということで知られています。特に、仕事中は厳粛な態度でいます。ベトナム人アーチストは日本人のその厳粛な精神を身につけるようになりました。その一方で、日本人アーチストらは、音楽能力や演奏技術にも優れていますので、かれらから色々なことを勉強することになりましたよ。」

他方、ベトナム人歌手のタオ・グェンさんの話です。

(テープ)

「私たちは、今回のコンサートの為に、約1ヵ月にわたって練習してきました。ベートーヴェンの有名な『交響曲第9番』のチェロパートは非常に難しいので、私たちは大いに努力してきました。ベトナムと日本のアーチストが共同演奏を行うには言語の違いは大きな障壁であったという考えがありましたが、音楽のお陰で、私たちは緊密になり、さらに理解し合うようになりましたよ。」

日越共同のコンサート「サマー・シンフォニー」は鳴り止まない拍手の中で、終わりました。今後も、このようなコンサートが増えることが期待されています。

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