20日、ハノイ郊外のタイクタット県ホアラック地区で、日越大学建設プロジェクトの起工式が行われ、チュオン・タン・サン国家主席や、越日友好議員連盟議長を努めるトー・フイ・ルア党中央人事委員長、ブー・ドゥ・ダム副首相、ベトナム駐在日本の深田大使、日越友好議員連盟の竹部特別顧問らが参加しました。
日越大学の地図(ソース:http://jvef.org)
席上、ダム副首相は、「この式典はベトナムの人材育成事業にとって重要な意義を持つものだ」と強調しました。また、「これはベトナムの人材の質的向上だけでなく、両国関係の強化に対しても意味深いものだ」と語りました。
日越大学は、両国の経済関係強化を目指す民間組織「日本ベトナム経済フォーラム」が計画するものです。ホアラックハイテクパーク内の「ハノイ科学学園」構想の中核施設と位置付けられ、2013年12月の首脳会談で安倍晋三首相が協力を表明し、16年の開校を目指しています。