(VOVWORLD) - 先ごろ、ハノイ市内の国際交流基金ベトナム日本文化交流センターで、「風呂敷で日本文化を学ぶ」と題する講座が開かれました。
これはベトナムの人々に日本文化を紹介するものであり、環境保護に対する社会の認識を高めるためのものでもあります。
現在、環境汚染はベトナムを含む全世界の深刻な問題になっています。捨てられようとする布などを素材とする風呂敷を習うことによって、「もったいない」という意識を自然に身につけられるようになり、環境汚染の深刻さに対する人々の認識を高めるという効果があるとみられています。
今回の講座で、参加者らは風呂敷の種類や包み方などを習ったほか、環境問題について話し合いました。ハノイ国家大学の4年生トゥイ・リンさんは次のように話しています。
(テープ)
「ベトナム日本文化交流センターの文化イベントに興味を持っています。今日の風呂敷に関する講座を通じて、環境保護、特に、ビニール袋の使用制限について理解を深めることができました。また、こうしたイベントは、日本文化に対するベトナム人の関心を芽生えさせるチャンスだと思います。」
一方、イベントの担当者ハー・トゥ・ヒエンさんは次のように話しています。
(テープ)
「このイベントは定期的なもので、日本語学習者だけでなく、日本語ができない人にも日本の伝統文化を紹介するためです。このようなイベントを通じて、日本文化をより理解してもらうとともに、日本文化への興味がより強くなることを期待しております。これは、両国の友好関係の発展に貢献するでしょう。」
ベトナム日本文化交流センターの日本語教師大塚武司さんは、このようなイベントで参加者らは、日本文化を見たり、触ったりすることができるので、今後も多くのイベントを行うと明らかにし、次のように語りました。
(日本語のテープ)
大塚さんはこのように語りました。
(講座の様子を物語る写真)