来る2月3日のベトナム共産党結党82周年と旧正月テトに当たり、ベトナム共産党と政府の指導者らは中央と地方レベルの各部門、機関、および、全国各地を訪れテトの挨拶を行ってきました。
今週、ベトナム共産党のグエンフーチョン書記長は党と政府の指導者や革命功労者と懇親し、テトのお祝いを述べました。この席で、チョン書記長は「ベトナム共産党と国民がこれまでに達成した成果はベトナム共産党の指導の下に置かれた人民各層、各部門や機関の団結と努力によるものであると強調し、次のように語りました。
(テープ)
「旧年がもうすぐ過ぎ去って、新年が近づいてきました。われわれは2011年に達成した成果を喜んでいながら、新しい決意を固めて、新年に入っています。新年にあたり、共産党中央委員会を代表して、革命功労者、英雄になる母親、全国の兵士、国民、国外在留ベトナム人に、新年に新たな決意と楽しみが訪れるようお祈りいたします。」
チョン書記長はこのように語りました。
今週、チュオン書記長は党中央委員会事務所を訪れ、同事務所の役割及びその貢献を高く評価するとともに、同事務所の幹部、人員に対して、収めた成果を発揮し、託された任務を確実に実施するよう求めました。また、チュオン書記長はベトナム通信社を訪れた際、通信社のそれぞれの幹部、記者らに対して、祖国の建設と防衛事業に貢献するよう道徳を鍛え、業務に精通しなければならないと明らかにしました。
今週、チョン・タン・サン国家主席とグェンタンズン首相は共産党中央宣伝教育委員会、中央組織委員会、中央検査委員会、文化スポーツ観光省、公安省、高齢者協会、北部フンイエン省、ハーナム省などを訪れ、テトの挨拶を行いました。
今週、ベトナムのチョン・タン・サン国家主席の招きに応じて、カタールのハマド・ビン・ハリファ・サーニ首長はベトナム公式訪問を行いました。サン国家主席とハマド・ビン・ハリファ・サーニ首長との会談で、双方は両国間の関係強化に対する決意を強調しました。この機に、両国の指導者は教育、大学教育、科学研究などの分野における5件の覚書の調印に立ち会いました。また、グェンシンフン国会議長とグェンタンズン首相はハマド・ビン・ハリファ・サーニ首長と会見を行いました。
今週、ハノイで、グェンシンフン国会議長とグェンタンズン首相はベトナムを訪問中のアメリカのジョン・マケイン上院議員と会見しました。会見で、両指導者は「ベトナムは国家主権の尊重、平等を基礎に、世界各国との友好協力関係の強化を重視していると強調するとともに、アメリカをベトナムの重要なパートナーと見なしている。ベトナムはアメリカがベトナムの戦争後遺症の克服、気候変動への対応などを援助するよう希望を表明しました。
今週、ハノイで、旧正月テトを迎えるにあたり、「故郷の春」と銘打ったイベントが開催され、国外在留ベトナム人数千人が参加しました。チュオン・タン・サン国家主席は国外在留ベトナム人向けにテトにあたりお祝いの言葉を述べ、その中で、2011年に収めた成果を紹介し、次のように語りました。
(テープ)
「党、国家、国民は常に、国外在留ベトナム人をベトナム民族から引き離せない一部であると見做しています。そして、あなた方が団結と相互援助の強化、生活の安定化、経済発展、民族色の保存に取り組み、滞在国へ溶け込むと共に、ベトナムと各国の友好と協力関係の架け橋としての役割を果たすよう希望しています。」
サン国家主席はこのように語りました。