7日午前、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長は党中央宣伝教育委員会の指導部と会合を行い、「現時点で、同委員会が政治的任務を周知徹底した上で、国民の思想をよく把握し、新しい形で宣伝活動を進める必要がある」と強調しました。また、「宣伝、思想、教育作業を頻繁に刷新すべきで、政治理論の教育を更に重視しなければならない」と述べ、次のように語っています
(テープ)
「まず、思想、文化、芸術、報道、放送分野に携わる人材の育成に力を入れる必要があります。政治的本領、優れた業務能力が求められます。発言力、 執筆力、説得力があるだけでなく、物質や地位にたらし込まないように、立場を固めなければなりません。教育に携わる人々さえも教育を受けるべきです。」
チョン書記長はこのように語りました。
同日午前、チュオン・タン・サン国家主席は中部のクァンナム(Quang Nam)省、タムキー(Tam Ky)市で行われた同省の設立15周年を記念する式典に出席しました。サン国家主席は同省に対し、ダナン市を始め、中部の重点的経済地域各省と協力し、潜在力と強みを最大限に活用するよう求めました。また、貧困解消計画の実施、教育、文化の発展、国の功労者のケアを重視するよう求めました。
今週、グエンタンズン首相は政府の1月月例会議と中央競争顕彰評議会第45回会議を主催しました。政府月例会議で、ズン首相は「1月に経済社会状況は安定している」と明らかにし、次のように語りました
(テープ)
「各省庁は2012年の行動計画がありますが、状況を見極める必要があります。困難な状況にありますが、有利な条件もあります。例えば、政治的社会的安定性や、農業分野などです。これらの条件により、投資誘致と観光発展を促進できます」
ズン首相はこのように語りました。
今週、ハノイで、新しい農村作りに関する国家目標プログラムを討議する会議が行われました。会議で発言にたったベトナムのブー・バン・ニン副首相は同 プログラムの長期的な実施の重要性を強調すると共に「国民が新しい農村作りの重要性を十分に認識できるように宣伝啓蒙活動を行うほか、各地方の幹部を養成 する必要がある」という2012年の計画書を提案しました。
ラオス人民民主共和国のチュンマリー・ サイニャソーン国家主席兼ラオス人民革命党書記長の招きに応じて、9日、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席夫妻率いるベトナム政府代表団は11日までのラオス公式友好訪問を開始しました。
サン氏がベトナム国家主席としてラオスを訪問するのは今回が初めてです。この訪問はベトナムとラオスの友好協力協定締結35周年と両国の外交関係樹立50周年を記念する活動や「ベトナムラオス友好団結年 2012」の幕開けです。
今回のラオス訪問に、サン国家主席はラオスの最高の指導者と会合を行うほか、政治、国防、安全保障、対外、貿易、投資、教育、文化などあらゆる分 野における両国関係を促進する為の様々な活動を行ないました。
9日の外務省の定例記者会見で、ベトナム外務省のルオン・タィン・ギ報道官は、アメリカ商務省がベトナムから輸入される風力タービンに対する反ダンピング課税を目指す調査を行ったことについて触れ、「ベトナム各企業はアメリカ市場に風力タービンをダンピング販売していない」と反論した上で、「アメリカ商務省が調査を行っていることはベトナムにおけるこの製品の 生産経営現状を正しく反映していない。
また、2011年11月APEC首脳会議で出されたアメリカの公約にも反している。アメリカ商務省は貿易自由化 という精神やアメリカとベトナムの良好な貿易関係のために、この問題を客観的で公平に取り扱う必要がある」と指摘しました。