20日から一週間の主な国内ニュース

今週の主な国内ニュース

21日、ハノイで、1992年憲法改正委員会第2回会議が同委員会委員長を務めているグェンシンフン国会議長の主催の下、開催されました。会議で、 フン議長は「今回の会議で1992年憲法履行状況を総括するとともに、現憲法改正草案に関する意見を集約する」と明らかにしました。さらに、フン議長は「1992年憲法改正は、ベトナム共産党の法律面での位置、役割、および、党と国民との緊密な関係を再度確認するほか、国の経済、社会、文化、教育発展事業に原動力を作り出す必要がある」と述べました。

22日、政府事務所で、グェンタンズン首相はベトナム婦人連合会の代表と会合を行い、政府と婦人連合会とのこれまでの連携成果と今後の行動計画について意 見を交換しました。会合で、ズン首相はベトナム婦人連合会に対し、法律システムの充実と男女平等、家庭内暴力の防止、女性と子供の保護に関する法律の履行、少数民族の女性を始め、女性支援プログラムの実施の強化などに積極的に参加するよう要請しました。同日午前、ズン首相はベトナム労働総連盟の代表と会合を行い、政府と労働総連盟との連携について討議しました。会合で、ズン首相は2012年の連携計画に関して、「法律制定の効果向上、労働者の使用に関する過ちの懲罰処分などに力を入れる必要がある」と述べ、次のように語りました。

(テープ)

「2012年に発生するストライキ件数を半減させる為、様々な措置を取る必要があります。これは非常に重要な意義を持っています。現在、県や工業団地の労働組合も結成されたので、各企業の労働者の権利保護に便宜が図られます」

ズン首相はこのように語りました。

23日ハノイで、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は医療部門の2012年の計画を展開する会議を主催しました。ズン首相は「医療部門が創立して以来この67年、国民の健康増進、病気の診断・治療において様々な結果を収めてきたが、党と、国家、国民の信頼に値するためさらに努力する必要がある」と指摘しました。今後の任務に関して、ズン首相は保健部門に対して、医療システムの刷新・完備や予防医療システムの発展、人材育成などに集中するよう求めました。

23日午前、ハノイで、ベトナム共産党対外委員会は2011年の草の根外交活動を総括し、2012年の任務を展開する会議を行いました。会議の報告によりますと、2011年、ベトナムの草の根外交活動は大きな成果を収め、近隣諸国との友好関係と世界各国との団結の強化に寄与しました。会議で、レホンアイン党政治局員は2012年の外交任務に触れ、次のように語りました

(テープ)hong anh

「新しい段階における草の根外交活動の重要な役割を十分に認識するよう求めます。国内と世界の現情勢を通じて、党の正しい政策や、国民の重要な役割 を再度確認できます。特に、グロバール化、情報ブーム、国民の知識レベルの向上、民主化という流れの中で、国民一人一人が国際への参入過程、草の根外交活 動に積極的に参加するよう宣伝する必要があります。こうした外交活動は新しい段階における国の建設防衛事業にとって長期的な意味を持つものです」

アイン局員はこのように語りました。

この間、中国のマスメディアは、中国の交通相がベトナム東部海域にあるホァンサ群島に行って「海巡船」つまり海洋巡査船を視察したことやスポーツ局長が体育スポーツ活動を視察するためホァンサ群島のフーラム島を訪れたことなどに関する情報を伝えました。ベトナム外務省のルオンータィン・ギ報道官はこれらの情報に対するベトナムの反応に関する記者団の質問に答え、「ベトナムはベトナム東部海域にあるホァン サとチュオンサの両群島に対する主権を持っている」と再度確認した上で、「ベトナム側から許可を受けない外国のこの海域でのあらゆる活動もベトナム主権を 深刻に侵犯するものだ」と指摘し、中国側に対し、これらの行為を直ちに停止するよう求めました。

24日午前ベトナム北部クアンニン(QuangNinh)省ハロン(HaLong)市で、クアンニン省の投資振興会議が行なわれました。この会議は、管理 者、投資家、及び国内外の企業経営者、研究者らが経済社会発展問題について討議が行なわれ、クアンニン省への投資を理解するフォーラムとなっています。

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