9日からの一週間の主な国内ニュース

*ラウル・カストロ国家評議会議長の招きに応じてベトナム共産党のグェンフチョン書記長は8日から12日にかけて、キューバ公式訪問を行いました。この訪問に、チョン書記長はラウル・カストロ国家評議会議長と会談しました、会談で、双方は経済、貿易、投資分野における協力の拡大のため取り組むことで一致しました。一方、キューバを訪問期間中、チョン書記長はハバナで行われた友好団結集会に出席するとともに、キューバ西方にあるピナデンリオ県パラシオト地区でのベトナム・キューバ穀物生産協力プロジェクトを視察しました。この地区の住民との話し合った際、チョン書記長は次のように語りました。
「テープ」

「ベトナム国民はキューバとの団結は脳と心臓の関係となっています。ベトナムはかつての民族解放事業及びベトナム革命の発展プロセスに対するキューバ国民の団結、貴重な支援に感謝しています。ベトナム国民はキューバを革命的英雄主義及び国際団結精神のシンボルと見做しています」

チョン書記長はこのように語りました。

この訪問で、両国の共産党と政府は共同声明を出し、その中で、「政治面での協力関係の継続、及び、共に関心を持っている諸問題の経験の交換の強化を確認しました。

*今週、ハノイで、第7回ベトナム国会常務委員会会議が開幕しました。開幕演説を行ったグェン・シン・フン国会議長は「今回の会議では、行政違反処理法案、海洋法案、価格法案、資源法改正案、司法鑑定法案、広告法案、法律教育法案について討議が行われる」と明らかにしました。また、他の6つの法案や2013年の国会の立法プログラムなどに意見を集約するということです。

*今週、ハノイで行われたベトナム外務省の定例記者会見で、ルオンタィンギー報道官は、中国がロシアに対しベトナム東部海域いわゆる南シナ海での石油ガス開拓を停止するよう要請したことに対するベトナムの反応について次のように語りました。

(テープ)

「石油ガス分野におけるベトナムと外国のパートナーとの協力プロジェクトの全てはベトナム大陸棚と排他的経済水域で実施されており、ベトナムの主権に属し、国際法に合致するものです。ベトナムは他の国がベトナムと協力してベトナム領海で石油ガスを開発することを歓迎しています。ベトナムはベトナムで活動中の外国パートナーの正当な利益を保護する責任があります。」

ギー報道官はこのように語りました。

*今週、ベトナム中部古都フエ市で、フエフェスティバル2012と北中部沿海国家観光年が開幕し、グェンタンズン首相をはじめ、ベトナム共産党と政府の指導者らが出席しました。開会式でズン首相は演説を行い、「北中部沿海地方は連携、協力を促進する必要がある。その協力により、この地区のそれぞれの地方は潜在力を生かし、競争力が高い観光サービスを作り出す。北中部沿海にある観光地は自然景観、歴史遺跡の強みを発揮し、魅力的なツアーを組む必要がある」と強調しました。

ご感想

他の情報