10月7日から一週間の主な国内ニュース

* 今週ハノイで開催中のベトナム国会常務委員会第12回会議では外国人向けのオンラインゲーム経営に関する規定や、第13期国会の立法活動の調整に関する政府の案などについて討議が行われました。信仰宗教法令改正案を第13期国会の立法計画に盛り込むようという政府の提案に対し、国会常務委員会は「この法令改正案を2014年の国会の議事日程に盛り込む可能性がある」としています。

* 10日午前ハノイで、ベトナム国会経済委員会第5回会議が行われました。今回の会議で、2012年の経済社 会発展計画の実施状況を評価する報告書や2013年の経済社会発展の方向、任務、計画、土地法改正案について討議が行われました。会議で、「経済社会状況が積極的に発展し、インフレ抑制、マクロ経済の安定化、社会福祉の確保を目指す措置が引き続き効果をあげ、行政改革、告訴と陳情の解決、汚職防止対策などの活動が一定の結果を収めている」との意見が相次ぎました。

* 10日午前ハノイで、ベトナム労働傷病軍人社会事業省とドイツ経済協力開発省の主催の下で、ベトナムにおける職業訓練地域会議が開幕しました。ベトナムのグェン・ティェン・ニャン副首相は「この会議はベトナムの職業訓練事業の質を向上させる措置について討議するための重要なフォーラムである」と述べ、次のように語りました

「テープ」

「検討すべき問題の一つは低経費で職業を訓練することです。これはドイツによる職業訓練の一つの標準であると思います。ベトナムはドイツのその経験を学びたいので、ベトナムにおける職業訓練学院の設立を目指します」

ニャン副首相はこのように語りました

* 11日ハノイで開催されたベトナム外務省の定例記者会見で、同省のルオン・タィン・ギ報道官は、中国が最近ベトナムの領海を深刻に侵犯していることを強く非難し、次のように語りました。

(テープ)

「中国側のこれらの活動はホアンサとチュオンサの両群島に対するベトナムの領有権を深刻に侵犯し、国際法に違反し、2011年にベトナムと中国が達 成した『海上問題解決のための基本的原則』に関する合意に反し、ASEAN=東南アジア諸国連合と中国が締結した南シナ海行動宣言に逆行し、ベトナム東部 海域いわゆる南シナ海の情勢を複雑化させるものです。ベトナムは中国側に対し、ベトナムの主権を尊重し、そのような不正活動を中止し、両国関係発展と地域 の安定の維持に寄与するよう要請します」

ギ報道官はこのように語りました。

* 今週、ベトナムは10月10日の首都ハノイ解放58周年記念日を迎えました。この機会に、ハノイの代表的な市民を顕彰する式典や、音楽会などが開催されました。

* 10月13日の「ベトナム実業家の日」にあたり、様々な活動が行われました。10日夜ホーチミン市で、優秀な実業家9人と代表的若手ビジネスマン5人に賞を授与する式典が行われました。同日、中部港湾都市ダナンの工業団地・輸出品加工区管理委員会も国内外の企業150社を顕彰する式典を開催しました。これを機に、同市人民委員会は環境保護、労働者の生活のためのケアなどに積極的に寄与してきた実業家5人に記章を手渡しました。一方、北部のタイグェン省、南部のバリナブンタウ省も優秀な実業家を顕彰するイベントを行いました。

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