2月2日から一週間の主な国内ニュース

*  ベトナム共産党創立84周年を記念して、2日夜、ホーチミン市で、「永遠に信念を固める」と銘打った芸術交流会が開かれました。交流会では創立されてからのこの84年間にわたるベトナム共産党の発展の道のりが振り返りました。交流会で、ホーチミン市共産党宣伝教育委員会のタン・ティ・トゥ( Than Thi Thu) 委員長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム共産党が1930年の春に創立されました。毎年、春がやってくると、私たちは共産党の発展の道のりを振り返るチャンスがあります。新しい春を迎え、私たちはベトナム共産党が日増しに強固で清潔な政党に建設するため、力を合わせて取り組む決意を固めます」


*  今週、ベトナム国民は伝統的正月テトを迎えました。この機に、チュオン・タン・サン国会主席は新年挨拶を行い、その中で、「2014年に入り、ベトナムは多くの試練に直面しますが、これまで達成してきた成果は、国民が明るい将来を導くために鼓舞するものとなります。ご先祖や、 民族の輝かしい伝統、次世代の将来のために貢献していく必要があります。全国民が団結して、自らの知恵や、力、才能を活用して、ドイモイ刷新事業を進め、 進歩的な法治思想で民主を拡大させ、国を発展させていくよう呼びかけます」と訴えました。


*  今週、国内各地は植樹祭や植林運動を行い、党と政府の指導者らも参列しました。中でも、グエン・フー・チョン党書記長はハノイ郊外のバービー県を訪れました。一方、チュオン・タン・サン国家主席はタインホア省の植樹祭に参列しました。

席上、サン主席は次のように語りました。

(テープ)

「皆さんが『ホーチミン主席の恩に報いる植樹祭』に積極的に参加するよう呼びかけます。私たちは植える木が良好に成長するできるように、それぞれの地方の土壌や気候に見合った樹木をきちんと選ばなければなりません」


*  今週、テト後に、党と政府、国会の指導者らは各機関を訪問しました。6日午前、グエン・シン・フン国会議長は国会事務局、最高人民裁判所、最高人民検察院、司法省、投資開発銀行の幹部、公務員、職員の元を訪れ、テトの祝辞を述べました。最高人民裁判所の裁判官、幹部との懇親会では、フン議長は司法活動における裁判所の中核的な役割を強調すると同時に、裁判部門に対し、司法に関する党と国会の決議を厳格に実施し、裁判の質的向上に力を入れるよう求めました。
一方、最高人民検察院の幹部、職員との会合では、フン議長は「今年、訴訟に関する法律の整備を進めるべきである。任務を全うするため、人民検察部門は新憲 法に合致する法的文書を研究、総括、補足する必要がある」との見解を示すとともに、検察官が業務能力の向上、人権擁護、公民としての基本的な権利と利益の 確保に取り組むよう要請しました。


*  5日午後、ジュネーブで開かれた国連人権理事会第18回会議で、ベトナム外務省のハーキムゴク次官はベトナムの報告を読み上げ、その中で、「ベトナムは常に人権に関する政策の実施のために努力している」と明らかにしました。会議で、多くの代表は人権分野におけるベトナムの努力を高く評価し、ベトナムの国連人権理事会入りを歓迎しました。また、参加者らはベトナムが2013年11月に拷問等禁止条約に加盟したことを高く評価しました。

 

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