2月23日から一週間の主な国内ニュース


* 今週運、「ベトナム医師の日」59周年記念活動が活発に行われています。2月27日の「ベトナム医師の日」59周年記念日にあたり、グェン・シン・フン国会議長はハノイ市のバクマイ総合病院を訪問しました。同病院の幹部、医師らとの懇親会で、フン国会議長は「党と国家は医療部門の努力と成果を高く評価している」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「今後も、医療部門は予防医療、地方レベルの医療網の強化、庶民向けの診療治療の質的向上、病院の過密状態の克服、医者の道徳向上、診療治療に関する不正 行為との戦いなどを継続する必要があります。医療幹部は常に業務能力、道徳、責任を高め、『医師が優しい母のように』というホーチミン主席の教えを実現し なければなりません」

この機に、チュオン・タン・サン国家主席は医療部門の幹部67人に「国民の医師」、そして、1004人に「優秀な医師」という称号を授与することを 決定しました。現時点で、ベトナムでは、400人が「国民の医師」を、およそ7500人が「優秀な医師」称号を授与されました。

* 25日午前、ハノイで、中央直轄機関の党委員会は「大衆運動の強化・刷新年」を展開する会議を開催しました。「新時代における大衆運動に対する党の指導の強化と刷新」に関する第11期ベトナム共産党中央委員会第7回総会の決議を実現するために、中央直轄機関の党 委員会は今年のテーマを「大衆運動の強化と刷新年」にし、大衆運動に対する党員の認識と行動を基本的に変更させることが狙いです。会議で、中央直轄機関の党委員会のダオ・ゴック・ズン委員長は次のように語りました。

(テープ)

「大衆運動の強化・刷新年2014は幅広く展開されます。先ず、各レベルの党委員会、機関、団体の指導者、それぞれの幹部、党員、公務員、労働者な どの役割と責任 を明確にすることです。次は、地方での民主規制の施行、行政改革、国家管理の効果向上を中心にして国家機関の大衆運動を促すことです」

* 27日午前、最高人民検察院は新憲法の施行を展開するサテライト会議を開催し、最高人民検察院をはじめ、63の省・市の人民検察院の幹部、職員が参加しました。会議では第13期国会第6回会議で採択された新憲法の新しい点が紹介されました。また、出席者が発表した報告はいずれも「司法分野に関する改正項目は現状に おける人民検察部門の役割の向上を目指すものである。これらの改正は検察部門に広く宣伝され、人権擁護の促進を狙うと強調しました。

* 25日午前、ハノイで、教育人材開発国家評議会議長を務めるグェン・タン・ズン首相は同評議会の第2回会議を主催しました。会議では、教育訓練の基本的かつ全面的刷新に関する第11期共産党中央委員会の決議29号の実施に関する政府の行動計画、2015年以降の義務教育のカリキュラムと教科書の作成草案、教育訓練刷新担当国家委員会の設立草案が討論されました。席上、ズン首相は政府の行動計画草案起草委員会に対し、教育人材開発国家評議会のメンバーらの意見を集約した上で、政府の行動計画を修正、完備させるよう求めました。

* 28日午前、ハノイで、ズン首相の主催の下、2月の政府定例会議が行われました。この会議は2014年2月の経済社会発展状況の評価を目指すものです。会議の報告によりますと、年初以来、国内の各省庁は政府と国会の決議を積極的に実施しており、中でも市場物価の安定を目指す措置をとり、著しい成果を収めました。2月の消費物価指 数は前月と比べて、0.55%増となりました。輸出額は増え続けており、農業、工業生産量は前年同期と比べ、増加しています。山岳地帯、遠隔地に住む貧困 世帯、功労者の家庭の生活レベルは物心両面にわたり著しく改善されているということです。また、この会議では国の経済の発展、疫病防止などを目指す諸措置について討議されました。

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