6月23日からの主な国内ニュース

*グエン・フー・チョン共産党書記長はタイのインラック首相の招きに応え、25日から27日にかけてタイ公式訪問を行いました。、タイを訪問中、チョン書記長はタイのインラック・シナワトラ首相と会談し、上下両院の議長と会見した他、各政党の党首や企業経営者、タイベトナム友好協会の代表、タイ在留ベトナム人コミュニティとも会合を行い、いくつかの経済、文化施設を訪れました。訪問終了にあたり、双方は共同声明を発表しました。

チョン書記長は訪問の結果を評価し、次のように語りました。

(テープ)

「私たちは長い歴史を持つベトナムとタイの伝統的な友好関係と全面的協力を高く評価しており、この関係は新たな発展段階へ向けた必要で有利な条件を整えることを確信しています。両国民の利益、地域の平和、安定、協力と発展を基礎に、私とインラック・シナワトラ首相はベトナム・タイ、タイ・ベトナムの戦略的パートナー関係を樹立することで一致しました。この新たな関係の枠組みにより、両国関係は多くの分野において急速に促進されるはずです。」

*こうした中、チュオン・タン・サン国家主席はインドネシアのユドヨノ大統領の招きに応え、27日と28日の両日、インドネシアへの国賓としての訪問を行いました。

訪問期間中、サン主席はユドヨノ大統領と会談し、ベトナム・インドネシア戦略的パートナー関係の構築を決定しました。また、貿易に関し双方は、2015年までに商取引額を50億ドル、2018年には100億ドルに引き上げるという目標を設定しました。

一方、サン主席はインドネシアのマルズキ・アリー下院議長と会見し、インドネシアの一流企業の指導者と会合を行いました。

チョン共産党書記長とサン国家主席の訪問はベトナムの重要な対外活動であり、ベトナムと東南アジア諸国との関係の強化に寄与するとしています。

*第13期国会第5回会議終了後、国会議員らは有権者との会合を行っています。チュォン・タン・サン国家主席率いるホーチミン市選出国会議員団は、同市第4区の有権者と会合を行いました。

会合で、有権者らは国会で取り上げられ、決定された問題や採択された法案を高く評価しました。

他方、グエン・シン・フン国会議長率いるハーティン省選出の国会議員代表団は、ブクァン県の有権者と会合を行いました。有権者は国会と政府に対し、貧困世帯の割合の引き下げを目指し、山岳地帯や僻地の経済社会発展を目指す具体的な優遇政策を実施するよう要請しました。一方、フン議長は政府の経済、国営企業、貿易銀行の再構築計画を紹介しました。

*今週、ハノイで開催された政府の6月月例会議で発表された報告によりますと、今年上半期、ほとんどの部門と分野、とりわけ農業、林業、水産物、工業、建設、サービス業は伸びを見せ、GDP=国内総生産はおよそ4・9%に達しました。また、CPI=消費者物価指数は2・4%増となり、過去10年間で最低増加率となっています。会議でグエン・タン・ズン首相は各省庁と地方に対しインフレ抑制、マクロ経済の安定化を目指す措置を集中的に実施し、今年全体のGDPの伸び率を5・5%にするため取り組むよう求め、次のように語りました。

(テープ)

「農業、輸出、裾野産業など優先分野に対し、債務残高を増やすよう求めます。また、展望が明るく、市場の開拓や製品の開発を順調に進めている企業も対象とする必要があります。」

*6月28日は「ベトナム家庭の日」です。この機に、国内各地で、様々な記念活動が行われています。

28日午前、ハノイで「ベトナム家庭の日」を記念する集会や「子供の教育における家庭の役割」と題するシンポジウム、「平穏な家から見た家庭」と題するシンポジウムなどが開催されました。また、首都に住んでおり、生産、経営、研究、学習で高い成績を収めた少数民族出身の家庭を顕彰する式典が初めて行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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