7月27日から一週間の主な国内ニュース


*  29日午前、南部カントー市で、チュオン・タン・サン国家主席は西南部指導委員会と会合を行いました。席上、サン主席は「国の経済の持続可能な発展、政治安定、社会秩序の維持に向けて、農業発展事業に突破口を作る必要がある」との見解を示しました。また、サン出席は「各レベルの党委員会大会や、第12回党大会、メコンデルタのソクチャン省の投資フォーラムの開催などは今年下半期における西南部指導委員会の重要な任務だ」とした上で、同委員会に対し、必要な措置をとるよう求めました。

*  今週、グェン・タン・ズン首相は北部山岳地帯ラオカイ省の指導部と会合を行い、同省の経済社会発展状況について話し合いました。ズン首相は「ラオカイ省は国境線があるという強みを生かして、サービスや、観光、貿易、ハイテクによる農業を発展させる必要がある」との見解を示しました。また、ズン首相はラオカイ省の指導部に対し、「持続可能な貧困解消事業を促進し、新農村作りと農業発展を両立させ、インフラ整備を行うほか、党建設作業や、国防安全保障、対外作業を強化するよう」求めました。

*  今週、ハノイで、グェン・タン・ズン首相の主宰により、政府の7月の月例会議が開かれ、今年1月から7月の経済社会発展状況を討議する他、年末までの行動計画を出しました。政府の報告によりますと、7月のインフレ率は1・62%にとどまり、この13年間の最低水準となっています。また、この7ヶ月間の輸出額は84億ドルに達 し、前年同期と比べ14%増となっています。特に、貿易黒字額は12億6000万ドルを超えています。さらに、工業生産高が6・2%増加しているというこ とです。ズン首相は次のように語りました。

(テープ)

「私たちは公的投資を効果的に実施するための措置をとっています。一方、国営企業に関して、最も重要な対策は株式化です。第3の任務は銀行部門の再編です」

*  7月31日、外務省のレー・ハイ・ビン報道官はリビアでの緊張情勢とリビアに派遣されたベトナム人労働者の安全確保問題に関する記者団の質問に答えました。その中、「現在、リビアに派遣されたベトナム人労働者およそ1750人の大部分は紛争が発生していない地域に滞在している」としました。ビン報道官は次のように語りました。

(テープ)

「リビア駐在ベトナム大使館はリビア在留ベトナム人との連絡を維持しています。必要な場合に、支援措置をとります。これまで、大使館は2つのホットラインを、そして、領事局は1つのホットラインを設置しました」

*  今週、国の海と島の保護へ向けて、様々な活動が行われました。29日夜、南部ドンタップ省で、「国の国境、海、島への愛情」と銘打った交流会が行われ、チュオン・タン・サン国家主席や、ブー・バン・ニン副首相らも出席しました。この交流会は、国の領土、領海の保護に関する党と政府の政策、法律に関する宣伝・啓蒙・教育のほか、漁民や、海上警察、漁業検査隊の支援も目指すものです。一方、26日夜、クアンガイ市で、当放送局や、国家銀行、中部クアンガイ省人民委員会の共催により、「沖合いに漁獲する漁民を支援する」と題する文芸交流会が開催されました。交流会の目玉は沖合いに漁獲しながら祖国の領有権の確保に尽力する代表的な漁民と漁業検査隊との交流です。

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