9月25日からの一週間の主な国内ニュース

*今週、グエン・スアン・フック首相はタインホア省、クアンナム省、ダナン市の行政当局と会合を行いました。クアンナム省の指導部との会合で、フック首相はクアンナム省が観光や、機械製造、インフラ整備、行政改革、住民の生活改善などの分野で多くの成果を収めてきたことを高く評価しました。又、「クアンナム省は港湾や、空港、特別な文化遺産などがあるというメリットを徹底的に発揮させなければならない」と訴え、次のように語りました。

(テープ)

「迅速に全面的かつ持続的な発展を進め、ダナン市やクアンガイ省と共に、中部の経済中心地を建設する必要があります。クアンナム省は、経済規模や、発展空間、歳入、面積などの面でダナン市よりも多くのメリットに恵まれているので、ダナンと連携して発展事業を促進していく必要があります。」

一方、ダナン市の指導者との会合でフック首相はスタートシティー建設計画を進めるよう指示しました。

*今週、グエン・ティ・キム・ガン国会議長はラオス、カンボジア、ミャンマー友好公式訪問を行ない、AIPA=東南アジア諸国議員会議の第37回総会に出席しました。訪問期間中、ガン議長は3カ国の最高指導者らと会談や会見を行い、ミャンマーで事業を行なっているベトナム人実業家と懇親しました。ラオス訪問を機に、ガン国会議長はラオスのパニー・ヤートートゥー国会議長と「公的債務の管理」シンポジウムを共催しました。席上、ガン議長は「先進国、発展途上国を問わず、世界各国にとって公的債務は大きな問題となっている。このシンポジウムは経済管理をはじめ、国の重要な問題の解決に対する両国国会の役割や責任感を示し、両国国会、政府間の緊密な協力関係を立証するものとなった」と強調しました。ガン議長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムにとって公的債務は差し迫った問題となり、厳格に監視されています。ベトナムの公的債務は急増して、地域諸国と比べ、高いレベルにあります。WB=世界銀行や、IMF=国際通貨基金などはベトナム政府と同問題に関し、協議した際、公的債務の管理に関する勧告を出しました。」

3カ国訪問後、ガン議長は 「進歩的なASEAN共同体のための活発なAIPA」をテーマにした第37回AIPA総会に出席しました。

*28日と29日の両日、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領はベトナムを公式訪問しました。訪問期間中、ドゥテルテ大統領はチャン・ダイ・クアン国家主席と会談し、グエン・フ・チョン共産党書記長を表敬訪問した他、グエン・スアン・フック首相と会見し、ベトナムの企業経営者代表団と会合を行いました。これらの席で、双方は今後、党、国家、国会、政府の各レベルの代表団による相互訪問や草の根外交を一層強化し、協力体制の効果を向上させるとともに、今年中、両国の国交樹立40周年を記念する諸活動の開催で引き続き連携することで一致しました。一方、ベトナム東部海域問題に関し、双方は平和、安定、航行・通商の自由を維持すると確約するとともに関係当事者に対し自制して、武力による威嚇、または武力の行使をせず、紛争を国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約に従って平和的措置で解決するよう呼びかけています。

*「年齢差別のない社会」をテーマにした今年の「国際高齢者デー」、及び高齢者のための行動月間に応え、この間、ベトナム高齢者協会は様々な活動を行い、経済社会発展における高齢者の役割の発揮を目指しています。具体的には高齢者に関する憲法と法律の規定の宣伝や高齢者の見舞い、診療、治療などの活動があります。

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