米ロ・ウクライナ三者協議 進展なく

(VOVWORLD) - 先週、ウクライナとロシアは、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでアメリカ仲介による高官協議の2日目を終えました。

両国は捕虜交換の実施のほか、今後も交渉を継続することで合意しました。ただ、焦点になっている領土問題などを巡り具体的な進展は得られなかったとみられています。

ウクライナ代表団を率いるウメロフ国家安全保障・国防会議書記は協議終了後に発表した声明で、向こう数週間以内に追加的な協議を行うことで合意したと表明しました。

アメリカのウィットコフ特使は、今回の協議では恒久的な平和を実現するための条件の設定に焦点が当てられたとし、停戦の実施方法のほか、軍事活動の停止を監視する手段など、まだ解決されていない課題について幅広い討議が行われたと言及しました。建設的な討議が行われ、協議を継続することで合意が得られたと述べました。

ロシア大統領府のドミトリエフ特使も、今回の協議で進展が得られたとの認識を表明しました。米ロ経済作業部会の枠組みを含め、アメリカとの関係修復に向けた作業が進められているとも明らかにしました。

ウィットコフ特使によりますと、ウクライナとロシアの両代表団が計314人の捕虜交換で合意し、この日のうちに国境沿いで実施されました。ロシア国防省も、ロシアとウクライナがそれぞれ157人の捕虜を交換したと発表しました。ウクライナ大統領府が公開した映像でも、捕虜交換が実施されたことが確認されました。

大きな突破には至らなかったものの、アメリカ、ロシア、ウクライナの各代表はいずれも、アブダビで行われた第2回交渉について前向きな兆しが見られるとの認識を示しました。一方、欧州諸国もロシアとの交渉に応じる用意があると表明しましたが、現在進行中の米・露・ウクライナ間の交渉と並行して行うことはないとしています。

ウクライナの交渉団は来週、アメリカの担当者とマイアミで会合する予定です。ウクライナの当局者が明らかにしました。2022年2月にロシアとウクライナの軍事衝突で始まった戦争を終わらせるため、打開策を見いだそうとしています。マイアミでの会合計画の確認を求める問い合わせに対し、ホワイトハウスは6日夜の時点で回答していません。ただ、トランプ大統領は6日、大統領専用機内で記者団に対し、ロシアとウクライナについて「われわれは今日、非常に良い話し合いができた」と語り、「何かが起こっているかもしれない」と付け加えました。

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