5日から一週間の主な国際ニュース

1万9009人が犠牲になった東日本大震災から1年の11日、各地で追悼行事が行われました。地震が発生した午後2時46分には各地で黙とうが捧げられました。

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             子供たちが日本を鼓舞するために描いた絵


潘基文国連事務総長は国連本部で、「日本人が頑張っている姿を見ると勇気づけられる」とし、日本の復興努力を讃えたほか、「被災者が落ち着き、秩序が守られていることに驚いた」との感想を語りました。

ロシアのラブロフ外相は10日、エジプトの首都カイロで開かれたシリア情勢を巡るアラブ連盟の外相会合に出席し、今後の対応について協議しました。協議の結果、ロシアとアラブ連盟は、暴力の即時停止や中立的な監視機関の設置、それに人道支援の本格化など5つの項目について共同で実施することで合意しました。

4日投票のロシア大統領選挙は即日開票され、4年ぶりの復帰を目指すプーチン首相が当選を決めました。新しい任期は6年です。都市部を中心に「反プーチン」を掲げる抗議運動が広がる中、民主化の路線は引き続き問われます。経済面では資源依存からの脱却などの課題も背負います。

アメリカのオバマ大統領は5日、核開発疑惑が高まるイランを攻撃する構えも見せるイスラエルのネタニヤフ首相と、ホワイトハウスで会談しました。会談では、互いの深いつながりを強調する一方で、イランへの軍事行動は避けたいオバマ大統領と、単独攻撃も辞さないネタニヤフ首相の温度差が浮き彫りになりました。

イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザの武装勢力による攻撃の応酬は11日も続き、ガザの医療当局者によりますと、衝突が始まった9日以降のガザ側の死者は18人となりました。イスラエルのネタニヤフ首相は11日の閣議冒頭、まだ紛争の「半ば」だと述べ、早期停戦は困難との見通しを示しました。イスラエル軍によりますと、ガザからのロケット弾攻撃は9日以降で100発以上に達したということです。

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