14日からの一週間の主な国際ニュース

14日からの一週間の主な国際ニュース - ảnh 1

*先週、FBI=アメリカ連邦捜査局は、ボストン・マラソン爆弾テロ事件と一連の発砲事件の犯人で、逃走(とうそう)していた1人の身柄を拘束した、と発表しました。犯人は2人組で、18日深夜からボストン近郊のマサチューセッツ工科大やウォータータウン市内で発砲事件を起こし、1人は19日朝、カーチェイスの末に逮捕(死亡)され、1人が逃亡していました。マラソン会場では3人が死亡、170人以上が負傷、マサチューセッツ工科大では警備員1人が死亡していました。

*先週、朝鮮民主主義人民共和国はアメリカや韓国が対話を呼びかけていることに関して、国連安全保障理事会の制裁決議の撤回や米韓合同軍事演習の中止などが対話に応じる条件だとする声明を発表しました。声明は、アメリカや韓国が、まず朝鮮民主主義人民共和国が非核化に取り組む姿勢を示すならば、対話する用意があるとしていることについて、「とんでもない前提条件だ」と非難しました。そのうえで、「真の対話と交渉を望むならば、実践的な措置を取る決断をすべきだ」と主張しました。

*先週、イラク18州のうち12の州で20日、地方議会選が実施されました。いくつかの州は、治安上の理由で投票を見送りました。投票日を前に各地で爆弾事件が続発し、候補者が死亡または負傷するケースもありました。同国で選挙が実施されたのは、2010年の総選挙以来3年ぶりのことで、378議席をめぐって、8000人以上が立候補しました。選管当局者らによりますと、有権者1550万人余りのうち約50%が投票しました。

*先週、ベネズエラの首都カラカスなどで14日の大統領選で敗れた野党候補カプリレス氏の支持者らによる暴動が起き、与党候補マドゥロ暫定大統領の支持者7人が死亡しました。野党支持者らはカラカスや内陸部の都市で、道路を封鎖するなどして治安部隊と衝突し、首都にある中間層が住む地域では、マドゥロ氏の勝利を祝う人たちが銃撃され、2人が死亡しました。政府が運営する病院にも襲撃があり、1人が死亡しました。負傷者も60人以上に上り、事件に関連して 170人が逮捕されました。

*先週、中国の四川省で、マグニチュード7.0の地震がありました。中国地震局は、震源の深さは13キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.0としています。中国の四川省では、5年前にも大地震が発生し、8万人を超える死者行方不明者を出していました。

 

ご感想

他の情報