イラン革命防衛隊の司令官は先週、ホルムズ海峡で来月、新たな軍事演習を計画していると述べました。イランのアフマディネジャード大統領は先週、中米のベネズエラ、ニカラグア、キューバ、エクアドルの4カ国の歴訪を行いました。アフマディネジャード大統領は、5日間に渡る今回の中米訪問で、これら4カ国の首脳らと会談し、地域・国際的な問題や両国の関心事について話し合いました。一方、先週、イスラエル軍はアメリカ軍とミサイル防衛の大規模合同演習を近く実施すると発表しました。また。アメリカのイラン産原油禁輸の追加制裁に対応するため、韓国政府がイラン産原油の輸入割合を2010年水準に引き下げる案を検討しています。
先週、アメリカのオバマ大統領は国防総省で記者会見し、新たな国防戦略を発表しました。厳しい財政状況を受け、全体的な兵力の規模は縮小する一方で、アジア地域でアメリカ軍のプレゼンスを高める方針を打ち出しました。ブッシュ前大統領は、イラクやアフガニスタンでの「テロとの戦い」で戦力増強を進めましたが、新戦略によって米軍は大規模に再編されることになります。
エジプトの民衆革命で退陣に追い込まれ、反政府デモ参加者の殺害などの罪に問われた前大統領ムバラク被告の公判で、検察側は先週、被告が殺害に関与したとして、死刑を求刑しました。 検察側は「殺害を命じたかどうかより、治安部隊の弾圧を止めなかった事が問題だ」と指摘し、計画的な殺人と断定しました。
イギリスのヘイグ外相は先週、イギリス外相として57年ぶりにミャンマーを訪問しました。昨年アメリカのクリントン米国務長官に続く訪問で、イギリスもミャンマーとの本格的な関係改善に乗り出しました。ヘイグ外相は5日、首都ネピドーでテインセイン大統領らと会談し、6日には最大都市ヤンゴンで民主化運動の指導者アウンサンスーチーさんとも会談しました。