旧正月テトを目前に控え、観賞用金柑の木市場が活況

(VOVWORLD) -2026年の丙午の旧正月テトが目前に迫っています。ハノイ市内の街や花市場、金柑園では、金柑の実が鮮やかな黄色に色づき始めています。観賞用金柑の木市場は一年で最も活気ある時期を迎えており、それぞれの金柑の木は単なる商品としてだけでなく、ベトナムの各家庭に豊かさや幸運、そして満ち足りた正月をもたらす象徴として取引されています。
旧正月テトを目前に控え、観賞用金柑の木市場が活況 - ảnh 1写真:Minh Đức/VTC News

現在、ベトナム全土の都市部から地方に至るまで、至る所で旧正月テトの雰囲気が広がっています。特に観賞用金柑の木市場は最盛期を迎え、早朝から深夜まで買い手と売り手で賑わっています。ベトナムの人々にとって金柑の木は単なる観賞植物ではなく、テトの訪れを告げる欠かせない存在となっています。

ハノイ市内の主要な通りでは、歩道沿いに金柑の木が所狭しと並べられています。卓上用の小さなものから、ロビーに飾る大型のもの、伝統的な形のほか、ユニークな造形を施したものまで多種多様です。市場の熱気は、普段の日とは比べものにならないほど高まっています。
旧正月テトを目前に控え、観賞用金柑の木市場が活況 - ảnh 2「馬到成功」という名前が付けられた群れを成す馬の造形

一方、フンイエン省メソー村では、2026年の干支である「午」にちなんだ独特な造形の金柑の木が登場しています。馬の形をしたものや、「馬到成功」、「人馬飛天」といった縁起の良い名前が付けられた群れを成す馬の造形など、精巧な作品は1点あたり3億5000万から4億5000万ドン、209万円~268万円程度の価格で販売されています。

フンイエン省にある観賞植物園「フンタム」の園主、チュオン・ミー・タムさんは次のように話しています。
(テープ)
「当園の目玉である『馬到成功』は、長さ8.9メートル、高さ3メートルという最大規模の作品で、8頭の馬を表現しています。ほかにも、金貨の袋や金の延べ棒を引く『一馬』のペアや、つがいの馬を形作った『双馬鴛鴦』なども用意しています」
旧正月テトを目前に控え、観賞用金柑の木市場が活況 - ảnh 3写真:Minh Đức/VTC News

多くの園主によりますと、今年は天候に恵まれたため、金柑の木は実の付きが良く、葉も青々としており、実は均一に黄色く色づき美しい仕上がりになっているとのことです。また、購入者の傾向として、実の多さだけでなく、樹形や風水的な意味合いを重視する人が増えており、バランスの取れた枝ぶりや力強い根元が求められています。

ハノイ市内で金柑の木販売店を営むチュオン・ゴック・アインさんは次のように明らかにしました。
(テープ)
「今年は豊作で、どの農園の木も非常に質が高く丈夫です。価格も手頃で、例年のような極端な変動はありません。」
小売業者によりますと、最近の消費者は予算に見合った価格で、テトが終わった後も長持ちし、手入れがしやすい木を選ぶ傾向にあります。長年の金柑の木愛好家であるグエン・フイ・フックさんは、次ぎのように評価しています。
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「今年の金柑の実は非の打ち所がないほど大きく、質が良いです。早く買うと価格の変動はありますが、今の時期から飾りたいと思えば、価格はそれほど重要ではありません」
個人客だけでなく、多くの官公庁や企業も、オフィスを彩るために早期から予約注文を入れています。こうした需要が市場をより一層盛り上げています。
街中を彩る金柑の黄金色は、春の訪れを告げています。観賞用金柑の木市場は単なる商いの場ではなく、人々が間近に迫ったテトの息吹を最も肌で感じられる場所となっているのです。

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