ハー・アイン・トゥアン

こんにちは、ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

ハノイは新緑が美しい季節になり、朝晩は涼しいですが日中の気温は2９～３０度ぐらいになります。皆さんのお住まいの町はいかがですか？

さて、今日のこの時間は、歌手ハー・アイン・トゥアンの歌声をご紹介しましょう。

ハー・アイン・トゥアン（Ha Anh Tuan）は、１９８４年ホーチミン市で生まれ、高校時代で化学専門として同市の専攻高校を勉強しました。高校を卒業した後、トゥアンさんは、国内の有名な大学を合格しながらアメリカの奨学金を獲得しましたが、化学に興味があったので、ドイツの大学に留学することにしました。ハーアイントゥアンが音楽を始めたきっかけは大学卒業後にベトナムの音楽コンテストに出場した時のことです。そのコンテストで最優秀歌手賞を受賞したことで、話題になり、2006年から歌手活動を始めます。その後、歌手として成功したハーアイントゥアンはのちに音楽プロデューサーの活動も同時に始めました。多くのファンがハーアイントゥアンの実力と魅せられ、ベトナムでは大変人気のある歌手です。

それでは、ハー・アイン・トゥアンさんの歌をさっそくきいてみましょう。

始めに、「12時」（12 Gio )をお送りします。

「12時は時計ベルが鳴るころだ

僕と君のデートの瞬間だ

もう12時だから、これから君のことを思わない

でも、君のことをずっと愛しているから

君のそばに居座るだけで、春のようだ」

お聴きいただいた曲は「12時」でした。

つづいて、「雨の姿」（Bong Mua）をお送りします。

「今日の午後、雲が出てきた

そして、雨が降り

雨粒が空で白く染めてゆく

まるで誰かの涙のようだ

雨とか涙とかのせいで、僕の心が寂しくなる

今、君は僕から離れているから」

お聴きいただいた曲は「雨の姿」でした。

ではおしまいに、Ha Anh TuanとPhuong Linhの歌声で「愛の雨」 （Con Mua Tinh Yeu）をどうぞ。

「ハニー、草は、枯れていて

湖面に枯葉が舞い落ちた

あなたの足元と共に秋も離れてゆく

この寂しさはいつまで続くのか

冷たい雨を見て、あなたを思い出す」

お聴きいただいた曲は「愛の雨」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、ハー・アイン・トゥアンの歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。