歌手クアン・リーの歌

ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。

今ハノイでは、暑くもなく寒くも無く一年で一番、過ごしやすい日々が続いています。皆さんのお住まいの町はいかがでしょうか。

さて、2016年は、ベトナム音楽にとって、悲しい年だといわれています。今年、多くの作曲家・歌手が亡くなりました。先ごろ、ベトナムの有名な歌手クアン・リー(Quang Ly)が天国に召されました。67歳でした。1949年生まれの歌手クアン・リーは、1975年以降、ベトナムの叙情的な音楽においてもっとも人気ある男性歌手の一人でした。彼の歌は、これまで、多くの世代のベトナム人の心に響いています。


歌手クアン・リーの歌 - ảnh 1
優秀芸術家クアン・リー


それでは、今日のこの時間は、歌手クアン・リーの歌をお届けしましょう。

始めに、「冬への思い」(Noi nho mua dong)をどう

「誰かが窓の外を通り過ぎて行く

冷たい風が吹いてくる

枯れ葉が通りを舞う

冬が静かに私を包む」

続いては「幼い頃の川に戻る」(Tro ve dong song tuoi tho)をどう

「誰の故郷にも川がある

幼い頃の思い出に溢れる川

長年、故郷を離れた私

今日、愛する家に戻った、

川はいつまでも若い

私の心は川と共に喜んだ」

ではおしまいに「ハノイ、帰る日」(Ha noi ngay tro ve)をお聴きください。

「ハノイよ、心が傷つくたびに

僕は急いで、故郷に帰る

馴染み深い通りを歩む

夕暮れの風景を眺める

幼い頃の家の窓を撫でる

ハノイよ、私の故郷」

いかがでしたか、皆さん、今日は歌手クアン・リーの歌声をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。また来週、お会しましょう。

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