リスナーのみなさん、今日は。ホアイです。
ベトナムでは毎年、旧暦の7月15日にお盆の行儀が行われす。それは同時に母への感謝を表す日でもあります。今日のこの時間は母と子の愛にちなんだ歌をお届けします。
始めに、母の愛をテーマにした「母の日記」( Nhat ky cua me) という歌をお届けします。
この曲は2012年に女性歌手のヒェン・トックにより始めて歌われ、ベトナムでヒットしました。作詞作曲は若い作曲家グェン・バン・チュンです。メロディは繰り返されますが、歌詞の繰り返しはありません。子供の命が宿り、成長するまでを、まるで母の日記のように綴っています。この歌は「よしもと かよ」さんにより、日本語の詩にされました。
その歌詞の一部は次の通りです。
「お前の可愛いその唇が 私を「お母さん」と呼んだ朝
心に溢れるこの喜びを 噛み締めながら頬ずりをした
歩いてごらん 小さな足でいつも私が見守っている
これから先もどんな時でも 前に続く道を見て 」
次に、「愛するおさなご」 (Me yeu con )をどうぞ
「私はあなたが私のおなかで眠っていた時から愛していた
いくたの危機もあったけれど、まもなく1歳
あなたの口はつぼみのように可愛い
あなたが座っても、よちよち歩きをしても可愛い
あなたの成長を楽しみにしている
次に「愛するお母さん」(Me yeu)をどうぞ。
「苦しさの中で私を生んだ
私のことを自分の人生よりも大切にしている
私がいつも健やかに成長するよう願っている
私のために歳月(としつき)をかさねた
お母さん、私はお母さんを心から愛している
いかがでしたか、皆さん、今日は母と子の愛の歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみに。ごきげんよう。