母を讃える歌






母を讃える歌 - ảnh 1

ご機嫌、いかがですか、皆さん、トゥーハです。

ハノイは10月も終わりに近づきました。日本も紅葉の季節に入る頃でしょうか、景色が鮮やかな赤色に染まる様子に目を見張りますね。さて、今日は10月20日のベトナム女性の日です。先週の音楽散歩道では女性を讃える歌をお届けしましたので今日のこの時間は母を讃える歌をお送りします。

「母よ、母は空の中に揺れる木の葉のように

僕の道は長いけれど、母の髪の毛は白くなった

母よ、母の作ってくれたご飯は母の汗に染み込んだ

母の恩は山のように、母の恩は海のように」

でははじめに「愛する母」(Me yeu)をどうぞ

続いては「母の日記」( Nhat ky cua me)をお聞きください

「お前の可愛いその唇が 私を「お母さん」と呼んだ朝
心に溢れるこの喜びを 噛み締めながら頬ずりをした
歩いてごらん 小さな足でいつも私が見守っている
これから先もどんな時でも 前に続く道を見て 」

ベトナムの伝説によりますと、ラクロンクァンは仙女であるアウコと結婚しました。アウコは100の卵を生み、100人 の子供を作りました。子供たちが大きくなると、ラクロンクァンは50人の子供をつれて海岸のある平野へ、アウコは残りの50人の子供をつれて山地へ行き、 別れて暮らすことになりました。ラクロンクァンに従った50人の子供の中から、フンという王が出て、ヴァンランという国を建国しました。これがベトナム人による最初の国家です。作曲家バンタインニョはその話を基にして、「国の子守唄」(Dat nuoc loi ru)を作曲しました 。

では最後に「国の子守唄」をどうぞ

「母は我が子を子守する

数千年も前から歌われてきた子守の唄声

母は我が子を子守する

アオウカという母は百人の子供を生んで、ベトナム国を造った

数千年の歴史の流れを潜り抜けたベトナム

昔の甘い子守歌が残っている」

いかがでしたか、皆さん、今日は母を讃える歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

 

 

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