イランの高濃縮ウラン、「非常に注意深く追っている」とイスラエル首相 一部残存示唆か
(VOVWORLD) - イラン当局者は、攻撃を予測して核施設から一部の機器類などを別の場所に移送したと述べています。
2025年6月22日、アメリカによる空爆後、イランのフォルドゥ核施設にあるトンネル入口の様子を捉えたMaxar社の衛星画像(写真:Insider/TTXVN) |
イスラエルのネタニヤフ首相は22日、イランが製造した濃縮度60%のウランの行方について、「非常に注意深く追っている。これは核計画の重要な構成要素だと言える」と述べ、詳細には言及しませんでしたが、ウランの一部が残っているとの見方を示唆しました。
またネタニヤフ首相は「唯一の要素ではなく、十分な要素でもない。しかし、重要な要素だ」と述べました。ロイター通信が伝えました。
アメリカ軍は22日、イランの主要な核施設3カ所を地下貫通弾(バンカーバスター)などで攻撃し、濃縮施設は「完全に消滅した」と発表しました。
一方で、イラン当局者は、攻撃を予測して核施設から一部の機器類などを別の場所に移送したと述べています。(産経新聞)