インド首相がウクライナ初訪問 首脳会談でロシアとの対話求める

(VOVWORLD) -インドのモディ首相は23日、ウクライナの首都キーウを訪問、ゼレンスキー大統領と会談した。インド首相の訪問は、ウクライナが1991年にソビエト連邦から独立して以来、初めてです。
インド首相がウクライナ初訪問 首脳会談でロシアとの対話求める - ảnh 1(写真:ANI/TTXVN)

モディ首相は先月ロシアを訪問しプーチン大統領と会談、ウクライナイはこれを批判していました。

モディ首相は、平和のメッセージを携えてウクライナに来たと述べ、ロシアとウクライナの早期の対話を求めました。「解決への道は対話と外交を通じてのみ見つかる。時間を無駄にせずその方向に進むべきだ」と指摘しました。

共同声明ではその上で、「インドは平和に向けたあらゆる取り組みで積極的な役割を果たす用意がある。私が何らかの役割を果たせるなら、友人として行うことを保証する」と述べました。

ゼレンスキー氏は「戦争を終わらせ公正な平和を実現することがウクライナの最優先事項だ」と述べました。

両首脳は今回の訪問を「歴史的」と称賛しました。ゼレンスキー大統領に続いてモディ氏が発言したため、対話の呼びかけにゼレンスキー氏の返答は得られませんでした。

ゼレンスキー大統領はモディ首相の訪問終了後に行われた定例演説で「われわれにとって、インドが国際法を遵守し続け、わが国の主権と領土保全を支援することが重要だ」と言明しました。また、7月のロシアのプーチン大統領との会談で、モディ首相がキーウの小児病院へのミサイル攻撃で亡くなった子どもたちに哀悼の意を表したことに感謝の意を示しました。(NHK)

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