エムポックス、アフリカで近くワクチン接種開始も=CDC
(VOVWORLD) - AU=アフリカ連合の疾病対策センター(CDC)は20日、コンゴ民主共和国と他のアフリカ諸国で近日中にエムポックス(サル痘)のワクチン接種が開始される可能性があると発表しました。
エムポックスに感染した小児患者(写真:ロイター) |
アフリカCDCは、EU=欧州連合、医薬品会社ババリアン・ノルディック、アメリカ、日本が供与予定のワクチンを配布するため、エムポックスが発生している国々と協力しながら準備を進めています。
WHO=世界保健機関は14日、アフリカで新たな変異株が急速に拡大している事態を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
アフリカCDCのジャン・カセヤ事務局長は「まだワクチン接種は開始されていないが、来週末にはコンゴ民主共和国や他の国々にワクチンが到着し始める」と述べました。(ロイター)