(VOVWORLD) -伝統的お正月テトが近づいているこの数日、西北部山岳地帯ソンラ省クインニャイ県の再定住村はテトを準備する雰囲気で賑わっています。
現地の村民たちは、14年前に、ソンラ水力発電所の建設予定地を提供するため、ここに移転しました。これまで、住民たちは、余裕で安定した生活を送れるようになっています。
パマファキン村キックマン集落に住むディエウ・ティ・トゥエットさんは、「新しい居住地に移転してから、国家から400平方メートルの住宅用地、および生産用地を受けた」と明らかにし、次のように語っています。
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「新しい居住地で、生活が以前より楽になっていますよ。今年のテトを迎えるため、牛肉と魚の料理を調理しておきました。今年、我が家は、数匹のヤギ、1頭の牛を販売し、さらに1台のバイクを買えました」
一方、パマファキン村人民委員会のロ・バン・ドイ委員長は次のように述べています。
(テープ)
「村の行政当局は、村民たちに現地に住む白いタイ族の伝統的テトを迎える習慣を行うよう働きかけました。例えば、それぞれの家庭の状況に合わせて、豚、鶏の屠殺を行い、先祖へのお供え物を作って、親族を招いて、おせち料理を食べながら、テトを楽しむということです。そのほか、テトの期間中、それぞれの村で、伝統遊戯や、スポーツ試合なども開催されています」