チン首相 テイグエン地方の社会経済開発のための安全保障会議 主宰
(VOVWORLD) - 25日午前、中部高原地帯テイグエン地方のラムドン省ダラット市で、ファム・ミン・チン首相はテイグエン地方の社会経済開発のための安全保障会議を主宰しました。
席上、発言に立ったチン首相は「テイグエン地方は政治、経済、国防・安全保障、および生態環境の面で特別に重要な戦略的地域であるので、地元の役割と潜在力を発揮し、文化的アイデンティティを維持するとともに、住民の物心両面での生活水準を向上させ、同地方の発展に着実な土台を作り出す必要がある」と強調しました。
また、各省庁、地方に対し、安全保障を長期的で、重要かつ緊急な任務に位置づけ、全政治システムと全国民、党委員会や地方行政府の指導者の責任とみなすよう求めました。
さらに、安全保障を確保するためには、住民の幸福な生活を確保し、「誰一人取り残さない」という原則を堅持すべきである。安全保障の確保は国民の力により左右されるからである」としています。
チン首相は国家目標プログラムや自発的移民の定住化、少数民族居住地と山間部の社会経済開発、住宅地、生産地に関する問題解決、少数民族への雇用創出、転職支援などに力を入れるよう要請しました。
そして、全国民あげての祖国の安全保障への参加運動を効率化するとともに、安全保障、国境の管理、違法出入国防止に関する国家管理の効果向上、犯罪防止対策や非伝統的安全保障問題の解決における国際協力の強化、国境地帯での安全保障の確保を促進すべきであると強調しました。