チン首相 ユネスコ事務局長と会見 新たな世界遺産登録への支援要請

(VOVWORLD) - 28日午後、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はユネスコ国連教育科学機関のオードレ・アズレ事務局長と会見し、文化遺産の保護や新たな世界遺産登録について協力を要請しました。
チン首相 ユネスコ事務局長と会見 新たな世界遺産登録への支援要請 - ảnh 1

アズレ事務局長のベトナム訪問は任期中2度目で、両者は文化分野での協力強化について話し合いました。チン首相は会見で、ユネスコがベトナムの文化振興に継続的な支援を行い、ベトナム民族の価値を世界に発信することで、ベトナムの文化的地位向上に貢献してほしいと要望しました。

特に注目されるのは、チン首相が来月開催される世界遺産委員会での新たな世界遺産登録への支援を求めたことです。ベトナムは「イェン・トゥ、ビン・ギエム、コンソン・キエップバックの遺跡景勝地群」の世界文化遺産登録を目指しており、アズレ事務局長に引き続きの関心と支持を要請しました。

また、既に世界遺産に登録されているタンロン王城遺跡についても、その保存と価値向上に向けた継続的な支援を求めました。

これに対してアズレ事務局長は、「ユネスコは常にベトナムと歩みを共にし、人類文明の一部として文化国家の発展に努め、伝統文化の価値保存を続けていく」と約束しました。

ご感想

他の情報