トー・ラム書記長・国家主席、中国広西チワン族自治区党委員会書記と会見
(VOVWORLD) - 8月28日午後、ハノイの党中央本部で、トー・ラム書記長・国家主席はベトナムを訪問中の中国広西チワン族自治区党委員会の劉寧書記と会見を行いました。
トー・ラム書記長・国家主席(右)と劉寧書記(左) |
トー・ラム書記長・国家主席は、
この訪問が両国の国境地域における協力を促進し、両党・両国の最高指導者間の最新の合意を具体化する上で重要な意義があると評価しました。また、ベトナムと中国の包括的な戦略的協力パートナーシップをさらに強化し、両国の未来共有コミュニティの構築を促進すると述べました。
また、トー・ラム書記長・国家主席は、広西が両国の革命協力の歴史を多く有する地域であることを強調し、長年にわたりホーチミン主席とベトナム革命に関連する遺跡の保存に尽力してきた広西の党組織、行政府、人民の取り組みを高く評価しました。
さらに、広西がベトナムとの経済・貿易協力の先駆的役割を果たしてきたことを認め、今後も双方の交流メカニズムを効果的に維持・発展させ、経済、貿易、投資、デジタル化の分野での協力を強化するよう提案しました。また、平和で安定した友好的なベトナム・中国国境の構築に共に取り組むことを求めました。
これに対し、劉寧書記は、トー・ラム書記長・国家主席の意見に同意し、広西は両党・両国の最高指導者間の合意を積極的に実行すると確約しました。特に経済・貿易、投資、観光、教育訓練、人的交流の分野で互恵的な協力を推進し、国境管理における3つの法的文書を適切に実施することで、平和で安定した友好的な国境を維持すると強調しました。