ベトナムとオーストラリアの主要科学技術機関との協力推進

(VOVWORLD) - 8日午前、首都キャンベラで、オーストラリアを公式訪問中のファム・ミン・チン首相は、世界最大の科学技術機関であるCSIRO=オーストラリア科学産業研究機構を訪れました。
ベトナムとオーストラリアの主要科学技術機関との協力推進 - ảnh 1(写真:TTXVN)

席上、チン首相は、1980年代からベトナムとの協力を積極的に行ってきた同機構に感謝の意を表明するとともに、「CSIROの今後の方針は、デジタルトランスフォーメーション、グリーン転換、気候変動対応、科学技術、イノベーション、農業などに焦点を当てており、それらはベトナムの発展政策と一致している」と明らかにしました。

チン首相は、「科学技術、イノベーション、気候変動対応、デジタルトランスフォーメーション、グリーン転換などの分野での協力には限りがない」と強調したうえで、「両国は、オーストラリアが東南アジアの貿易・投資促進に向け20億豪ドル(約1960億円)の基金から具体的なプロジェクトを研究・開発する」と提案しました。

また、「今後も、ベトナムはCSIROとの協力を強化し、過去数年間の協力の成果を発揮し、重要な分野における具体的な協力プロジェクトを開発していくよう」希望を表明しました。

さらに、チン首相は、「協力プロセスにおいて、双方が利益を享受するにもかかわらず、困難や障害を克服し、成功を収めるために努力する必要がある」とし、「ベトナムの各機関、省庁、部局は、CSIROとの協力を促進するためのプロジェクトを開発し、ベトナム政府はこれらのプロジェクトをスムーズに実施するためのメカニズムや政策を提供する予定である」と確認しました。

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