“世界最大の直接選挙” インドネシア大統領選 投票始まる
(VOVWORLD) -有権者が2億人を超え、「世界最大の直接選挙」とも言われるインドネシアの大統領選挙の投票が14日朝、始まりました。投票所には10年ぶりに交代する次の大統領を選ぼうと多くの有権者が投票に訪れています。
(写真:Jakart Post) |
インドネシアの大統領選挙の投票は14日、全国82万か所余りの投票所で始まり、首都ジャカルタの投票所では、有権者が次々と訪れて1票を投じていました。
大統領選挙には、プラボウォ国防相、アニス前ジャカルタ州知事、ガンジャル前中部ジャワ州知事の3人が立候補しています。
現職のジョコ大統領は、憲法で3選が禁じられているため、選挙戦では高い支持率を誇るジョコ政権の政策の継続か改革かが主な争点となっています。
今月5日までに行われた最新の世論調査によりますと、ジョコ大統領の後継を自任して大統領の長男を副大統領候補に据えたプラボウォ氏の支持率が50%余りと、ほかの2人を大きく引き離しています。
ただ、どの候補者も過半数の得票に満たない場合は、ことし6月に上位2人による決選投票が行われる予定です。
投票は日本時間の14日午後3時までにすべての投票所で締め切られ、即日開票されます。(NHK)