(VOVWORLD) - 4日、ハノイで、台風3号(アジア名でヤギ)の予防対策を協議するオンライン会議が行われ、関係省庁とホン川デルタ11の省・市の代表が出席しました。
席上、農業農村開発省のレ・ミン・ホアン大臣はフィリピンの東で発生した台風3号が非常に勢力を強め、ベトナムに上陸する前に大嵐に発達する恐れがあり、沿岸地域から平野部、山岳地帯までの広範囲に影響を及ぼすと明らかにしました。また、ホアン大臣は東北部クアンニン省から北中部タインホア省までの各地方に対し、予防対策を早期に準備するよう求め、次のように語りました。
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「台風が上陸するまで、残り時間があまりありません。対応シナリオを主体的に準備し、住民の命と財産、工業団地や通信網、送電網、農業生産、堤防、防波堤に対するリスクを最小限に抑えるべきです。万一の場合、住民、とりわけ、島に宿泊中の観光客や海岸の生簀で養殖を行っている漁民を非難させる計画を用意する必要があります」
これに先立ち、台風ヤギはフィリピンに上陸し、豪雨や洪水、土砂崩れを引き起こしました。また、すくなくとも15人が死亡、21人が行方不明者となっています。