日アフリカ、初の共同文書「ビジネス環境改善」 閣僚会合
(VOVWORLD) -日本とアフリカ諸国は25日、都内でアフリカ開発会議(TICAD)の2日目の閣僚会合を開きました。日アフリカ間の経済活動の拡大へ、アフリカ各国のビジネスに関連する環境整備など経済秩序の強化の必要性を確認しました。
初めてとりまとめた共同文書で「アフリカのビジネス環境を改善するため、民間部門との戦略的パートナーシップ構築に向けて努力する」と明記しました。スタートアップの支援に向けたアフリカ国内での環境整備の重要性を強調しました。
貿易を促進し投資の増加に向け努力することや、アフリカへの投資リスクの認識によりよく対処するための協力を強化する必要性で一致しました。人工知能(AI)を含むデジタル技術の効果的で責任ある活用の必要性も指摘しました。会合は同日、閉幕しました。
アフリカとの経済的なつながりが深い中国、ロシアは多国間の貿易枠組みなどを軽視した動きを続けます。日本は自由で公正な貿易・投資ルールの構築を主導し、アフリカを巻き込みます。
法の支配や国際法に基づく秩序を守ることがアフリカへの企業投資につながると提唱します。(nikkei.com)