イスラエル、ベイルート南部郊外の住民に退避指示 大規模攻撃示唆か
(VOVWORLD) -イスラエルは5日、親イラン武装組織ヒズボラの支配地域を含むレバノンの首都ベイルート南部郊外(ダヒエ地区)の住民に対し、退避するよう警告を発しました。ヒズボラへの攻撃が激化することを示唆しました。
(写真:ロイター)
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イスラエル軍の報道官は、退去すべき首都の4つの主要地区を地図で示し、南部郊外の住民に対し東や北への移動を指示しました。テレビ映像では、車や徒歩で避難する人々で郊外からの道路が渋滞している様子が映し出されました。
ヒズボラが2日、イスラエルに対する攻撃を開始したことで、レバノンは中東の紛争に巻き込まれました。イスラエルは報復として、ベイルート南部郊外とレバノン南部・東部を標的に空爆に乗り出しました。
イスラエルのスモトリッチ財務相は、ダヒエ地区が「まもなくパレスチナ自治区ガザと似た状況になる」と述べました。イスラエルがヒズボラの同盟組織ハマスに対して2年間展開した軍事作戦により、ガザの大部分は廃墟と化しています。レバノン国境付近からXに動画を投稿し「お前たちはわれわれに地獄をもたらそうとしたが、自ら地獄を招いた」と語りました。
イスラエルはこれまで、ダヒエ地区の建物から避難するよう指示していましたが、地区全体に対する退避命令は今回が初めてです。(ロイター)