(VOVWORLD) - 今回の可決は、カンボジアが1983年7月1日に署名したコミットメントを具体化するものです。
カンボジア第7期国民議会第5回会議の様子(写真:PV/VOV-Phnom Penh) |
16日、カンボジア第7期国民議会第5回会議は全会一致で、1982年国連海洋法条約(UNCLOS)を批准する法案を可決しました。これは、法的枠組みの整備を進め、国際的な海洋フォーラムにおける同王国の地位を明確にするうえで、歴史的な転換点と受け止められています。
今回の可決は、カンボジアが1983年7月1日に署名したコミットメントを具体化するものです。40年以上を経て、同法案は近く上院での審議を経た後、国王の批准を受け、正式に国連へ批准書が寄託される見通しです。
カンボジアの地政学研究の専門家らは、「海の憲法」とも称されるUNCLOSの正式加盟により、同国には三つの中核的な利益がもたらされると指摘しています。第一に、国際基準に沿って海洋における主権、主権的権利、管轄権を管理・保護するための包括的な法的枠組みが提供されること。第二に、海洋資源の管理や紛争解決をめぐり、地域および国際社会の諸国と対等な協力の機会が拡大すること。第三に、国際海底機構の各機関や国際海洋法裁判所(ITLOS)の裁判官選出に投票する権利を正式に有することです。
国連海洋法条約(UNCLOS)は1982年12月10日に採択され、1994年11月16日に発効しました。ベトナムは1994年6月23日、同条約を批准する決議を国会で正式に採択しています。現在、国連加盟193か国のうち170か国以上がこの条約に参加しています。