ベトナム国会議員選挙 少数民族の集落へ 一軒一軒 広報活動

(VOVWORLD) - 今月15日に迫ったベトナムの国会議員選挙に向け、南中部カインホア省の山岳地帯では、少数民族の集落を一軒一軒訪ね歩く、地道な選挙広報活動が続いています。
ベトナム国会議員選挙 少数民族の集落へ 一軒一軒 広報活動 - ảnh 1カインホア省、山間部の職員が戸別訪問で投票を呼びかけ。

バク・アイ・テイ村は有権者の80%以上がラグライ族で、遠方で出稼ぎをしていたり、山の畑小屋に泊まり込んでいたりする住民が多く、情報が届きにくい環境にあります。村の当局は各村長に対し、投票日や投票場所を直接各家庭に伝えるよう指示しました。タ・ロット集落の村長カ・トー・ヒエップさんは次のように話します。

(テープ)

「私たちの地域は少数民族の居住区という特性があります。集落の委員会が家々を直接回って働きかけるとともに、有線放送でもお知らせしています。若い世代にはFacebookやZaloなどのSNSを通じた広報も行っています。」

また、昨年末の洪水被害からの復旧に取り組みながら選挙広報を並行して進める地域もあります。バク・カイン・ヴィン村では、住民の半数以上が少数民族で、「同じ民族の人が同じ民族の人に伝える」というやり方を取り入れています。同村の党委員会書記チャン・ヴァン・ヒエン氏は、今回の村人民評議会選挙では少数民族出身の議員が30%を超える見通しだとしたうえで、次のように述べています。

(テープ)

「候補者の条件や基準、とりわけ政治的基準を当初から厳しく審査し、議員の質を確保するよう取り組んできました。」

カインホア省では、省内すべての65の地区・村が有権者名簿と候補者略歴の掲示を完了しています。地域に密着したこうした取り組みが少数民族の集落に広がり、選挙日が「全人民の祭典」となるよう準備が整えられています。

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