世界遺産のコンソン・キエップバック遺跡群 春祭りが華やかに幕開け
(VOVWORLD) - ユネスコ=国連教育科学文化機関の世界文化遺産に登録されている「コンソン・キエップバック遺跡群」(ハイフォン市)で26日、例年を上回る規模で春祭りが開幕しました。祭りは来月11日まで開催されます。
コンソン・キエップバック遺跡群内のコンソン寺 写真:Thanh Nga/VOV-Đông Bắc |
2025年7月の世界遺産登録後、初めての開催となる今年の春祭りは、例年よりも活動の幅を広げ、その歴史的価値を世界に発信するものとなっています。祭りの会場は遺跡群の全域に拡大され、特にハイフォン市内にある5つの主要な遺跡スポットを中心に、多彩な催しが行われています。
期間中、半月湖周辺の広大な敷地では、12日間にわたり「文化・観光・貿易促進ウィーク」が開催されます。また、キエップバック神殿では、歴史的な「ヴァンキエップの戦い」の勝利から741周年を記念する焼香式が行われ、国の安泰を祈る儀式も、伝統に則り、より厳かに執り行われます。さらに、スポーツイベントとして「コンソン・キエップバック 世界遺産への道のり」と題したハーフマラソン大会も予定されており、およそ800人のランナーが参加する見込みです。
今年の祭りの大きな見どころの一つは、竹林禅宗の第3祖であるフエン・クアン高僧の没後692周年を記念する追悼式です。これに合わせ、大規模な文化公演も実施され、地域の文化と歴史を深く感じられる内容となっています。