山間部に住む少数民族ハニー族は自然を大切にする民族なので、平穏な生活は神様のおかげによるものだと考えています。
ベトナム北西部に居住している少数民族ハニー族は農業で生計を立てています。特に、山間部に住むこの民族は棚田での稲作が上手で、棚田用の水利施設の建設で有名です。農業のほか、藤細工や竹細工、紡績、縫製などの職業もやっています。
山岳地帯に居住している少数民族ハニー族は山の厳しい気候への対応として土で固めた家を建てます。こうした家は独特な建築を誇りにしており、この民族ならではの文化です。
ベトナム北西部に居住している少数民族ハニー族は、水と火を大切にしています。水は生活の源で、火は生活を維持する力だと考えているのです。そのため、ハニー族の家の中には、必ず囲炉りがあります。囲炉りは家族の暮らしを守ってくれる竈神の家で、家族の生活で重要な地位を占めています。囲炉りの中には石がひとつ置かれてあります。これは神聖な石で、竈神の具現とされています。
ベトナム北西部の山々に居住している少数民族ハニー族は自然を守る意識が強く、森林を家と、水をコミュニティの頼りに生活をしています。そのため、この民族は、森や水の神様を祀る信仰があり、この信仰を精神生活に欠かせないものとしています。
ベトナムの54民族の一つであるハニー族はベトナム北西部の山岳地帯に居住している少数民族です。その人口は2009年の国勢調査によりますと、わずか2万1700人ですが、独特の豊かな文化で知られています
ベトナム南部に居住している少数民族クメール族にとって結婚式は人生で最も重要な出来事です。今日の結婚式は昔のままの習慣や儀式で行われるので、この民族の伝統文化を物語るものです。
ベトナム南部に居住しているクメール族は豊かな歌劇を誇りにしていますが、その中で、ロバムという歌劇は最も芸術的価値が高い歌劇の一つとされています。
ベトナム南部メコンデルタに居住している少数民族クメール族は豊かな文化を誇りにしていますが、クメール族の文化に触れるならば、伝統舞踊を抜きにして語ることはできません。その伝統舞踊には、文化価値や社会的価値、美術的価値が含まれていますが、クメール人のアイデンティティであると言っても過言ではありません。
ベトナムの各民族の中、少数民族クメール族は独特な伝統衣装でよく知られている民族の一つです。現代生活の影響にもかかわらず、伝統衣装はクメール人の生活で欠かせない存在であり続け、大切に保たれています。
少数民族クメール族はベトナム南部メコンデルタ地域に居住していて豊かな文化でよく知られています。クメール族の文化について触れるならば、その音楽を抜きにして語ることはできないでしょう。それは5つの楽器によるものです。
ベトナム南部メコンデルタには、クメール族の寺院が大小合わせて600カ所ありますが、その中で、一番有名なのはソクチャン省にあるゾイというお寺でしょう。16世紀に建てられたこのお寺はクメール語で「セレイ・テチョ・マハチュプ」という正式な名前を持っていますが、境内に約100万のコウモリが生息していることから、コウモリを意味する「ゾイ」の愛称でつまい「コウモリ寺」とよく呼ばれています。
ベトナム南部メコンデルタに集中的に居住している少数民族クメール族の居住地に足を運んだことがある人はほとんどが言うでしょう。「この地で最も印象深かったことはクメール族のお寺だ」と。現在、ベトナム南部メコンデルタにはクメール族のお寺は大小合わせて600ヶ所以上ありますが、それぞれ建築的にも文化的にも価値が大きいと言われてます。
ベトナム南部メコンデルタに集中的に居住している少数民族クメール族はほとんどが仏教信者なので、クメール族の居住地には必ずお寺があります。クメール族のお寺は、信仰施設だけとしてでなく、学校や村の集会所でもあり、そこでは精神生活はもちろん、教育や文化活動の場としてもよく利用されています。お寺は、クメール族の民族性の形成と文化保存に重要な役割を果たしています。
ベトナム南部メコンデルタに居住している少数民族クメール族の独特の食べ物の一つは青いもち米から作られる「コム」というお馴染み食べ物です。コムは単なる食べ物ではなく、深い精神的意義のある文化的な食べ物でもあります。
ベトナムの54の民族の内、130万人の人口を擁するクメール族は最も人口が多い少数民族の一つです。チャービン、ソクチャン、アンザンなど、南部メコンデルタの各省に集中的に居住しており、主に、稲作を本業としています。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族は、豊かな民芸を持つことで知られていますが、その中でも、民謡は、この民族の精神生活にとって重要な役割を果たしています。生活が現代化される中にあっても、サンチ族の民謡は今もなお保たれており、日常生活の中でよく歌われています。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族の村にはそれぞれの村に社が1つあります。社は、村の功労者を守護神として祀るところで、村人の精神生活で重要な役割を果たします。また、社は旧正月の2日に年に1回オープンするのが一般的です。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族の信仰に欠かせないものは礼拝用の本と絵です。その本と絵は、礼拝によって異なり、種類が豊富です。
ベトナム東北部に集中的に居住している少数民族サンチ族は結婚を大事にしており、結婚には様々な儀式があり、今も守られています。