漁師たちの遅れてきた正月、大漁の喜びとともに

(VOVWORLD) - ベトナム中部カインホア省の漁師たちは、旧正月テトを海の上で過ごし、チュオンサ漁場での漁を終えて帰港しました。
漁師たちの遅れてきた正月、大漁の喜びとともに - ảnh 160匹のマグロ 水揚げした

連休明けの早朝、カインホア省ニャチャン市のホンロー漁港と南中部水産卸売市場は、活気にあふれています。長い航海を終えた船が次々と接岸し、船倉からは40キロから50キロほどある大物のマグロが次々に水揚げされています。

ニャチャン市北部に住むグエン・ティ・タインさんの所有する漁船「KH 92278 TS号」は、今回60匹のマグロを水揚げし、売り上げは約2億5000万ドン(約9500ドルに達しました。タインさんは次のように話します。
(テープ) 
  「 収入が得られたので、船の修繕に必要な資材を買い足すことができます。今回の魚を売り切ったら、旧暦の19日か20日ごろにはまた出発します。私たちは昔からチュオンサ諸島周辺の決まった海域で漁をしています。GPS=全地球測位システムを確認しながら、決められた範囲内で活動しています 」
22日間にわたる航海を終えた漁師のゴ・クオック・クオンさんは、手当を受け取り、一刻も早く家族のもとへ帰りたいと笑顔を見せます。
(テープ)
「 22日間ほどの航海でしたが、この時期の海もとても楽しいですよ。船の上でも食べ物や飲み物を用意して、家と同じように花火も上げました。魚を売り終えたら、妻や子供たちに会うのが楽しみです。2,000万ドンほどの手当をもらえるので、生活の足しになります。みんなとても喜んでいますよ 」
漁師たちの遅れてきた正月、大漁の喜びとともに - ảnh 2それぞれの漁師 2千万ドンほどの手当もらえる

ホンロー漁港では、帰港したばかりの船がすでに次の準備に取り掛かっています。網を繕い、氷や燃料、食料などを積み込む光景が見られます。港の管理責任者であるグエン・ヴァン・バ氏によりますと、旧正月期間中に約70隻のマグロ漁船が出港し、現在次々と戻ってきているとのことです。また、今月中に約300隻の漁船がチュオンサ漁場へ向けて出港する予定です。

(テープ)
「 港の管理事務局では、漁師の方々が迅速に水揚げできるよう人員を増やし、万全の体制を整えています。同時に、違法漁業防止のための手続きも厳格に行っています。新年の漁が円滑に進むよう、必要な物資の準備や条件整備をサポートしています 」
夕暮れのホンロー漁港では、多くの船が再びチュオンサ漁場を目指して動き出しています。新年の初漁は、漁師たちに収入だけでなく、海への希望も与えています。現在、漁師たちの間では、漁業監視装置の維持や操業区域の遵守、IUU=違法・無報告・無規制漁業対策など、持続可能な漁業のためのルールを守る意識も高まっています。

ご感想

他の情報