「クアンチュン作戦」展開 カインホア省の山岳地帯における軍と住民の絆
(VOVWORLD) -12月1日に、チン首相が発動した「クアンチュン作戦」を受け、300人余りの特工部隊の幹部、兵士が現地へ急行しました。「春が来る前に、住民に家を届ける」という決意のもと、精鋭部隊による迅速な復旧活動が始まりました。
カインホア省と特工部隊は「クアン・チュン作戦」による住宅の完成・引き渡し式を行った。 |
ファム・ミン・チン首相が、中部地方の暴風雨で被災した住民の住宅再建を進める、いわゆる「クアンチュン作戦」を発動してから1か月余りが経った現在、カインホア省バックアイタイ村では、倒壊した家屋の代わりに、頑丈な住宅が次々と姿を現しています。これは、旧正月テトを前に、少数民族ラグライ(Raglai)族の人々が一日も早く生活を再建できるよう、国防省特工部隊の兵士と地元行政当局が連携して取り組んでいるものです。
写真:Trần Ngọc |
フオックビン国立公園の奥深くに位置するバックアイタイ村は、ラグライ族が高床式の家で暮らす地域です。しかし、2025年11月19日、100年に一度と言われる豪雨と洪水がこの地を襲いました。当時、6つの集落は濁流と土砂に囲まれ、一瞬にして「陸の孤島」となり、多くの家屋が壊滅的な被害を受けました。
こうした中、12月1日に、チン首相が発動した「クアンチュン作戦」を受け、300人余りの特工部隊の幹部、兵士が現地へ急行しました。「春が来る前に、住民に家を届ける」という決意のもと、精鋭部隊による迅速な復旧活動が始まりました。
写真:Trần Ngọc |
特工部隊第5旅団のレ・ニュー・キエン政治副主任は次のように明らかにしました。
(テープ)
「『クアンチュン作戦』の迅速な精神に基づき、地理的に困難な場所にはただちに人員を派遣してきました。路地が狭く重機が入らない場所では、手押し車で資材を運び、時には兵士が直接肩に担いで建設現場まで搬入しました」
国立公園の核心部に位置するため、物資の調達も容易ではありません。砂利には不純物が多く混じっていますが、兵士たちは厳しい高地の気候に耐えうる壁を作るため、ふるいを使って一粒ずつ丁寧に砂をより分けました。また、家の建設だけでなく、2km以上にわたる排水溝の泥揚げや環境清掃も行い、災害後の感染症予防にも尽力しました。現場では連日、深夜まで懐中電灯の明かりを頼りに作業が続けられました。
写真:Trần Ngọc |
2025年11月の豪雨で自宅が大きな被害を受けたカトール・タンさんは、新しく頑丈になった家の前に立ち、喜びを隠せない様子で語りました。
(テープ)
「嵐の時、妻は村人民委員会の本部に4日間も避難していました。今、こうして以前より立派な家ができて、本当に感謝しています。兵士の皆さんはとても速やかに、親身になって助けてくれました」
1か月足らずで、特工部隊はバックアイタイ村において21棟の新築と9棟の大規模な修復を完了させました。さらに、30世帯には部隊や支援者から生活必需品も贈られました。
完成済みの家(写真:Trần Ngọc) |
バックアイタイ村人民委員会のグエン・ティ・ミン・グエン委員長は次のように述べています。
(テープ)
「これほど早く家が建つ作戦は見たことがありませんでした。まさに神の速さです。軍と住民の深い絆を感じます。困難がある場所には、常に軍が駆けつけて住民を支えてくれます」
バックアイタイ村は豪雨による被災から着実に復興を遂げつつあります。新たに建てられた頑丈な住宅は、平時における軍と国民の結束の象徴です。これらはラグライ族の人々の支えとなり、地元で新しい生活を築くための自信と活力をもたらしています。