(VOVWORLD) - ベトナム政府が、交通インフラの整備を一層進める方針です。
先週、ファム・ミン・チン首相は、国家の重要交通プロジェクトを統括する国家指導委員会の会合などを相次いで開き、道路や鉄道、航空分野の主要プロジェクトの推進について協議しました。
チン首相 第24回会合を主宰 写真:VGP/Nhật Bắc |
国家の重要交通プロジェクトに関する国家指導委員会の第24回会合で、チン首相は各省庁や地方政府に対し、交通インフラ事業の進捗を加速させ、経済の二桁成長の目標に貢献するよう求めました。また、インフラ整備では「グリーン化、デジタル化、スマートな管理、資源と効率の最適化、利益の調和」といういわゆる「5つの方針」を徹底する必要があると強調しました。
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「各省庁や地方政府、プロジェクト管理機関、投資主体、請負企業は責任を一層高め、投資プロジェクトの実施にあたっては迅速かつ適切に進めるとともに、法令や手続き、国家の規定を厳格に順守しなければなりません。課題や障害を速やかに解決し、制度の整備を進める必要があります。また、第14回党大会の決議に基づき、新たな発展空間に対応した計画の見直しや補完を進めるとともに、高速道路沿線の新たな発展空間を見据えた地方計画の策定を主体的に進めていく必要があります」
航空分野についてチン首相は、南部ドンナイ省で建設が進むロンタイン国際空港の第1期工事を加速させ、2026年9月までに建設を完了し、同年第3四半期の商業運用開始を目指すよう関係機関に指示しました。また、各地方に対し、空港や新たな経済圏と結ぶ交通インフラ整備を進めるよう求めました。
鉄道分野では、国家の重要鉄道プロジェクトに関する指導委員会の第7回会合で、チン首相は発想の転換を図り、技術を主体的に掌握することで、自立的で強靱な鉄道産業の発展を目指す必要があると強調しました。現在、ラオカイ-ハノイ-ハイフォン鉄道、南北高速鉄道、さらにハノイやホーチミン市の都市鉄道などの大型プロジェクトが推進されています。
チン首相は、これらの鉄道プロジェクトの実施が、今後のGDP成長率を10%以上に押し上げる重要な基盤となるとともに、物流コストの削減やベトナム製品の競争力向上、大都市の交通渋滞の緩和につながるとの認識を示しました。また、都市や工業団地、経済区の新たな発展空間を切り開く意義も強調しました。
そのうえで、鉄道開発の計画は100年先を見据えた長期的な視点で策定する必要があると指摘し、資金調達の多様化や技術移転の推進、国内の鉄道産業の発展を進めるよう求めました。
これらの会合でチン首相は、インフラ事業の実施を加速させる必要性を重ねて強調し、各省庁や地方自治体に対し、緊密に連携しながら法令や手続きを順守し、主体的かつ創造的な姿勢でプロジェクトを着実に進めるよう求めました。