10月23日のおしゃべりタイム


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大昔からベトナム人は酒を飲む文化がある

リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ゴック こんにちは、ゴックです。

アン こんにちは、アンです。

ゴック アンさんは時々日本人の友達と一緒にお酒を飲んでるようですね。

アン はい、時々ですけどね。ハノイの日本料理店、または、ベトナム料理店で、飲みますよ。でも、どうして聞きましたか。

ゴック ベトナム人も日本人もお酒を飲みますが、お酒や、その飲み方はどうなんですか。

アン ああ、そいうことですか。本当、違いますよ。日本のお酒は軽いですからね。日本酒の場合、アルコール度は12度ぐらいで、強い焼酎でも25度しかありません。でも、ベトナムで酒といえば、40度以上で、お酒ではなく、ウォッカといってもいいぐらいですね。

ゴック 私はお酒をあまり飲まないのですが、日本のお酒は飲みやすいと気がします。

アン 私もそう思います。そして、お酒を飲むとき、敬意を示すために相手にお酌することは日本もベトナムも同じですが、違う点もあります。ゴックさんは知っていますか。

ゴック 私はアンさんのように辛党ではないので、分かりません(笑)。

アン (笑)これは辛党かどうかに関係なく、文化ですよ。相手からお酌されると、ベトナム人はグラスをテーブルに置いたまま受けますが、日本人は片手でグラスを持ち、残りの手でグラスの底を軽くおさえます。その点ですよ。

ゴック そうなんですか。リスナーの皆さん、もし、ベトナム人と一緒にお酒を飲むことがあれば、彼にお酒を注ぐとき、グラスを持たないかもしれませんが、それは無礼ではなく、単にベトナムの習慣の所為です。ご理解くださいね。では、お便りを紹介しましょうか。初めに小笠原・ひろゆき さんからの10月10日付けのメールからです。

― アンさん、ゴックさん、皆様こんにちは。いつも「おしゃべりタイム」を楽しみにしています。本日「貧困」についてのリスナーの質問に対してのご回答をお聴きし思ったことがあります。やはり言葉の壁です。日本人が抱く「貧困」のイメージと、ベトナム語の日本語訳の壁です。私は貴局の放送をお聴きし、現在ベトナム政府が推進している「貧困解消政策」は、国民に「豊かさ」を提供する政策と表現していることだと理解しました。各国それぞれ政府指導下で経済活動を展開し、国民の「豊かさ」さらに進んで「ゆとり」を提供すると考えると、ベトナムの社会的背景が解ってくると思います。これからも日本語訳には大変ご苦労をされると思いますが、この言葉の壁こそが、越日関係を考えたVOV日本語放送の役割だと思います。当然、リスナーとして全面的に応援したいと思います。頑張って下さいね。と書いてくださいました。

アン 小笠原さん、お便り、ありがとうございます。小笠原さんの言葉は私たちにとって、励ましとなっています。ありがとうございます。

ゴック この日本語放送のレベルアップのために頑張っていきますが、是非お願いします。

アン 次に、大阪府摂津市のこはら・みきおさんからの10月10日受信のメールです。

― ハノイからの「ベトナムの声放送」を聴きました。夜9時からの放送の受信状態は、たいへん良好でした。今、台風19号が沖縄付近にいて、あと1~2日で九州や四国、本州に上陸しそうな状況です。10月の毎日曜日は、学校や地域の運動会、地元神社の秋祭やらの行事がずっと予定されています。天候次第で、実施するのか、延期するのか、中止するのか、難しい判断を迫られています。かなり前から準備をしてきていますし、当日の弁当や飲物の手配も終わっていますので、延期や中止するにしても、後がたいへんです。ところで、ベトナムの新学期は9月からでしたが、運動会のような児童や生徒の保護者も楽しめるスポーツ行事は行われているのでしょうか。また、秋の豊作を祝う地域の祭などはどうなのでしょうか。現在、私の住む地域では、都市化して農業をする人や田んぼはほとんどありませんが、それでも昔ながらの太鼓神輿巡行の秋祭だけは続いています。祭の直後は「もう止めたい」と言っていますが、翌年の夏の終わり頃になると、ヤル気が出てくるのには不思議です。

ゴック こはらさん、お便り、ありがとうございます。ベトナムの各学校のスポーツ活動についてですが、これは主に夏休みに行われます。そして、日本的な運動会の週間はありませんね。

アン そうですね。秋は新学期ですからね。さて、ベトナムの祭りについてですが、秋にも、国内各地で、様々な祭りが行われていますが、農作を祝うものが余りありません。主に、各神社の祭りです。

ゴック これらは、各地住民の信仰活動や、国に功労のある民族英雄の恩に報いるものです。農作を祝う祭りの殆どは春に行われます。では、次に、群馬県、渋川市の 鈴木・よしかず さんからの10月7日受信のメールをご紹介します。

― バヌアツとの関係についてですが、ベトナムは大使館を開設しているのですか。

小さな国の場合いくつかの国をまとめて兼務しているのでしょうか。太平洋に有る島国とは全て国交は有るのですか。モン族は綿の栽培から製糸、機織、布団作りまで全部出来ないと、一人前の女性と認めてもらえない様ですね。私が子供の頃に綿の栽培をしている農家が有りました。日本は雨が多く栽培には適していない様で直ぐに見なくなってしまいました。ベトナムの綿栽培はモン族以外でも行われていますか。とのお便りでした。

アン 鈴木さん、お便りどうもありがとうございます。鈴木さんからのご質問に順番にお答えします。まず、ベトナムとバヌアツとの関係についてです。両国は1982年に国交を樹立し、現在、その関係は大使級ですが、バヌアツ駐在大使館がまだありません。

ゴック ベトナムのバヌアツ大使についてですが、現在はオーストラリア駐在ベトナムのルオン・タィン・ギー特命全権大使が兼任しています。

アン また、ベトナムは太平洋にある殆どの島国との国交を樹立しています。そして、いくつかの国をまとめて兼務する大使を任命するという制度を実施しています。

ゴック さて、綿栽培についてですが、モン族以外でも行われていますよ。モン族の人々の綿栽培は主に自給自足だけですが、ほかの地方は大規模で、紡績縫製産業用のものです。

アン 北部山岳地帯の各省や、ニンビン省、ナムディン省、中部高原地帯テイグエン地方などはベトナムの主な綿栽培地として知られています。これらの地域の年平均綿生産量は合わせておよそ1万4500トンで、国内需要の一部を満たします。

ゴック 鈴木さん、いかがでしたか。今後もご質問などがありましたら、お寄せくださいね。お待ちしております。

では、最近、お便りとメールをお寄せくださった方々をご紹介します。

1.   千葉県、佐倉市の みずいけ・たかお さん

2.   鹿児島県、鹿児島市の 西ノ原・ひとし さん

3.   兵庫県、洲本市の 増井・淳一郎 さん

4.   静岡県、浜松市の 山中・たかひろ さん

5.   静岡県、浜松市の たにだ・ゆういち さん

6.   愛知県、岡崎市の 中島・ひでゆき さん

7.   神奈川県、にのみや町の 関本・まさる さん

8.   神奈川県、開成町の 川瀬・和久さん

9.   神奈川県、川崎市の はすみ・ひさし さん

10.                神奈川県、川崎市の おいかわ・かずあき さん

11.                沖縄県、名護市の 中村・しょうじ さん

12.                兵庫県、尼崎市の 松井・たかし さん

13.                栃木県、大田原市の小笠原・ひろゆき さん

14.                東京都、府中市の 西本・さとし さん

15.                東京都、豊島区の 小笠原・たかし さん

16.                東京都、西東京市の すがい・かずひろ さん

17.                群馬県、渋川市の 鈴木・よしかず さん

18.                岐阜県、美濃市のひらの・せいいち さん

19.                ロシアのクトゥゾフ さん などの方々です。

リスナーの皆さん、お便り、いつも ありがとうございます。これからも引き続きこの放送をお聞きになって、たくさんのお便りをお寄せくださいね。私たち、日本語課スタッフ一同心からお待ちしております。

お便りの宛先はThe voice of Vietjnam 45 Ba Trieuつづりは び・えい・てぃ・ある・あい・い・ゆ・ハノイです。そして、日本語放送のイーメールのアドレスはjapanese@vov.org.vn です。 それでは、来週のこの時間に又、お会いしましょう。

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