2月7日のおしゃべりタイム

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家に飾るため、金柑を買いに行く

ハー
リスナーの皆さん、今日は、ハーです。

アン   今日は、アンです。旧正月テトの雰囲気がベトナムにどんどん近づいています。新年を迎えるにあたり、私たちは特別番組を組んでいます。

ハー ベトナムでは、今年のテト休みは史上初の9連休なので、平日と違う番組を構成しています。アンさん、では早速、これらの特別な番組と放送時間をご案内お願いします。

アン はい、ご紹介します。2月8日は   「貧困状態な人へテトを与える」と「ベトナム西南海域での春の兆し」の2本です。大晦日に当たる9日は「国外在留ベトナム人の祖国への送金額は国の発展事業の原動力」と「テトの家族団欒」の2本です。

元日の10日は、「ベトナム国家主席の新年挨拶」と「2013年のベトナムの任務」及び「春の若者たちの渇望」の3本です。

11日は「アセアン加盟国としてベトナムの2013年の任務」と「ホーチミン市のテト」の様子を2本をお伝えします。

ハー 12日は、「新年を祝うベトナムの新聞各紙」と「テトにあたり家に水仙の花を飾る習慣」の2本です。

13日は、「世界ラジオの日『ラジオ・知識への道のり』」と「生活に欠かせないラジオ放送の役割」及び「国際放送事業におけるベトナムの声放送」の3本です。

14日は 「世界におけるベトナムの姿」と「ラムドン省に住むハノイ市民のテト」の2本。15日は 「2013年・ベトナムとインド、そして日本との団結年」と「ゲン神社祭り」の2本。そして、16日は、「黒タイ族のテトを楽しむ風習」で合計18テーマとなります。

アン リスナーの皆さん、ベトナム旧正月の様子や慣習を知るために、欠かせない情報が沢山入っています。是非お聴きくださいね。では、続いて、お便りの紹介コーナーに行きましょう。始めに、東京都ねりま区の・かい・もとふみ・さんからの1月1日受信のお便りをご紹介します。

「ベトナムの声の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

日本では昨年末に新政府が発足しました。3年間続いた民主党政府がその座を明け渡し、再び自民党と公明党の連立政権に回帰しました。安部晋三首相は、アジアの国々との連携を深めることを外交の大きな柱と考えているようで、正月早々麻生副総理と岸田外務大臣がアジア諸国を訪問し、この16日からは、安部首相自らアジアの国々を訪問する予定になっており、その中にベトナム訪問も含まれていますね。日越間の貿易、文化協力関係などが主な主題になるところでしょうが、今回はそれ以上にアジア外交重視の姿勢を各国歴訪という形で名実共に指名したいといったところでしょう。今回の訪問が日越友好に大いに資することを切に願います。今年は私の私生活の面で大きな変化が訪れます。まだ、具体的には何も申し上げられませんが、間違いなく人生の中でも大きな転換期を迎えることになります。貴局の番組を聴き始めてからも、早や35年が経過しました。今年も出来る限り放送に耳を傾けていきたいと思います。限られたスタッフとご予算のもとでの毎日の番組制作はさぞかし大変なことと存じますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。」

ハー かい・さん、お便りありがとうございます。今年初めに、安部首相によるベトナム訪問を際に、両国の首相はベトナムと日本との国交樹立40周年を記念する「越日友好年」をスタートさせました。これからも両国関係がさらなる発展していくことを願っています。

アン この記念活動や両国に関わる情報などをお伝えします。かい・さんと他のリスナーの方々も私たちの「越日国交樹立40周年記念特別番組」エッセイに応募してくださいね。

ハー かい・さんは「今年は私の私生活の面で大きな変化が訪れる」と言っていましたね。この変化はかい・さんにとって素晴らしいことであるように願っております。頑張ってくださいね。

次に、東京都えどがわ区のあだち・えいさく・さんからの1月24日受信のメールをご紹介します。
「日本では、2月3日に節分ということで、豆まきをします。豆をまいて(やく)(はら)い、(ふく)()ぶというものです。季節の変わり目で、身体の調子に気をつけると言った意味もあるようです。ベトナムでは、こうした豆まきを「節分」で行うといった慣わしはあるのでしょうか?。そして、これからも、よろしくお願い致します。」

アン あいだち・さん、毎日のように私たちの日本語放送お聴き頂き、受信報告書をお寄せくださり、ありがとうございます。

ハー ところで、日本と違ってベトナムには、「節分」という行事はありません。豆を巻いて厄を払い、福を呼ぶというものですか?面白そうですね。

アン   そうですね。でも、悪魔をはらうということに関して、ベトナムにも似たような風習がありますね。主に農村部で行われていますが、ベトナム語で「trong cay neu」つまり「『ネオ』という木を植える」という意味です。

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『ネオ』という木を植え、悪魔をはらう

ハー
この風習は、大晦日に、どの家や神社、お寺では玄関先に生竹の木を植えて、旧暦1月の7日にその木を引き抜きます。

アン 竹の先端部分だけ残して、茎の葉は全部とります。竹の先に、赤い紙輪を付けます。そして、その輪の周りに縁起物をつけますね。地方によって違いますが、縁起物はガジュマルの葉っぱとか、お守り、赤い布、パイナップルの葉、紙製の鯉などです。そうすると幽霊などを家に入らないといわれていますね。

ハー そうですね。でも、残念なことにこの風習は現在どんどん消滅しつつあります。

アン そうですね。節分に関して、神奈川県 川崎市のおいかわ・かずあきさんからの1月24日受信のメールでも次のように書いてくださいました。

「ベトナムの声放送日本語課の皆さん。日本は正月にはお雑煮(ぞうに)を食べますが、ベトナムではテトの時に、バイチュン・バインテットと呼ぶ、もち米のちまきを食すようですね。こちらでは正月は一段落して、街は節分を迎える雰囲気になってきました。最近、節分の風物詩(ふうぶつし)として恵方巻(えほうま)きを食べるのがすっかり定着してデパートやコンビニでは恵方巻きの予約が始まりました。

先日、私も予約してきました。恵方巻きは、その年の吉方(縁起のいい方角に向かって無言(むごん)で食すると福(幸運)が来るというものです。そこで質問ですが、ベトナムでは大晦日やテトを含めて、福(幸運)を招くとされる食文化があるか紹介していただければ幸いです。」

ハー おいかわ・さん、メールありがとうございます。今年の節分はもう過ぎましたね。

アン ところで、ベトナムでは、テトの間には、幸運を招くとされる食文化が殆ど無いようです。でも、大晦日の夜のお供え物には果物、お菓子などの他に、鶏の丸茹でや茹で豚肉が欠かせません。私が言いたいことは、この鶏は雌鶏ではなく、「愛」をまだ知らない若い雄鶏でなければなりません。

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大晦日夜のお供え物

ハー
というのは、ご先祖(せんぞ)に捧げるのですから、神聖なものをお供えしなければならないわけですね。ただ、アヒル、犬肉、イカ、ハクレンは幸運ではない食べ物と言われて、テトは勿論ですが、月の初めには食べません。その他は、どんな食べ物でもよいです。

アン そうですね、特に、商売人や縁起を担ぐ人はこれらの禁忌にとても重視していますね。


アン    では最近お便りとメールをお寄せくださった方々をご紹介します。

・       北海道あさひかわ市の・たけい・あきら・さん

・       山形県なんよう市の・いしざわ・おさむ・さん

・       茨城県かさま市の・いなば・たかし・さん

・       栃木県もおか市の・いいじま・まさと・さん

・       千葉県よつかいどう市の・たけうち・ひろのり・さん

・       東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん

・       東京都おおた区の・くさなぎ・よしひろ・さん

・       神奈川県かいせい町の・かわせ・かずひさ・さん

・       神奈川県横浜市の・こたけ・ひろゆき・さん

・       神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん

・       神奈川県にのみや町の・せきもと・まさる・さん

²     ハー 福井県福井市の・にしむら・としや・さん

・       愛知県名古屋市の・なか・しんいち・さん

・       三重県まつさか市の・まつい・たかひろ・さん

・       滋賀県おおつ市の・なかこうじ かずお・さん

・       広島県広島市の・さど・ともやす・さん

・       長崎県まつうら市の・きでら・みこと・さん

・       福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん

・       沖縄県なご市の・なかむら・しょうじ・さん

・       そして、宮城県しおがま市の・さいとう・まことさんからのカレンダーが届きました。ありがとうしました。

などの方々です。

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