山崎 こんにちは、山崎千佳子です。
ソン こんにちは、ソンです。
山崎 先週のおしゃべりタイムで、アンさんにベトナムの車の運転免許についていろいろ聞きました。今週はバイクについて聞きたいんですが、バイクの運転免許は何歳から取れますか?
ソン 車と同じく18歳からです。
山崎 そうなんですか?じゃあ、中学生ぐらいの子がバイクを運転していたら、違反ですね。
ソン そうですね。電動自転車は免許は不要ですが、バイクはだめです。
山崎 たまに、子供のような子がバイクを運転しているのを見ることがあるんです。日本だと大型以外は16歳からバイクの免許が取れるので、年齢制限がやはり16歳ぐらいからかと思ったんです。
ソン うーん(苦笑)。もし中学生が運転していたら、交通違反ですね。
山崎 免許の試験は警察に行ってやるんですか?
ソン はい。交通警察で行います。
山崎 筆記試験と実技ですか?
ソン そうです。
山崎 実技試験の前に、みんな練習はするんでしょうか?
ソン そうですね。親などに、道路ではない広いところへ連れて行ってもらって、そこで練習します。
山崎 試験に落ちる人もいますか?
ソン います。でも、多分落ちるのは10%ぐらいなので、ほとんどの受験者は受かっていると思います。
山崎 ちなみに、ベトナムではバイクはいくらぐらいなんですか?
ソン 平均的なもので、新車はミッション車で日本円で10万円くらい、オートマだとその倍くらいです。中古は大体新車の半分くらいの価格になりますね。
山崎 意外に高いですね。街中にバイクがあふれているので、値段が安いのかと思っていました。では、リスナーのかたからのメッセージをご紹介しましょう。兵庫県神戸市のたなかひろとしさんから8月12日の消印で頂いたお手紙です。
「30年ぶりに短波放送を聴き、7月10日の放送分のリポートを送ったところ、先日ベリカードが送られてきました。そのデザイン、紙質に驚きました。30年前に頂いたベリカードと比べ、ベトナムの経済発展のすごさを感じました。当時のものは薄い紙に、薄い色で、印刷されたものでしたが、今回のもののデザインの良さ、色彩に本当にびっくりした次第です。各国の日本語放送がどんどんなくなる中、VOVの存在は貴重だと思います。これからもがんばってください。」
ソン 田中さん、お便りありがとうございます。ベリカードのこともありがとうございます。ベトナムの発展とそしてVOVも発展しているので、昔に比べると、べリカードの質も上がっていると思います。またぜひ放送を聴いて、ご意見ご感想をお寄せください。
山崎 私は4年前からハノイに住んでいますが、街の様子もどんどん変わっています。来たばかりの時は、食料品の買い物も工夫が必要だったんですが、最近はとても便利になって楽になりました。これからどんな風に変わって行くんでしょうね。
ソン (コメント)次に、広島県ふくやま市の・にしむら・としや・さんから8月16日の消印で頂いたお便りです。
「お盆の休みの時期になりました。多くの道路で渋滞が始まっているようです。ベトナムの道路の渋滞状態はどうですか。交通状況などを話してください。」
山崎 西村さん、お手紙ありがとうございます。私は日本でラジオの道路交通情報をやっていたことがあるので、お盆の渋滞の大変さ、とてもわかります。
ソン 山崎さんは、ベトナムの交通状況についてはどう思いますか?
山崎 さっきもお話しましたけど、この4年で街も発展してきていて渋滞がひどくなっていると思います。車の数が増えてますよね。何かもう道路がいっぱいいっぱいで、交通量をさばききれない感じがします。
ソン そうですね。しかも、車、バイク、自転車、電動自転車が混じって走っていて、外国人にとっては怖いんじゃないですか?
山崎 そうなんです。私はもう慣れましたけど、親がこちらに来た時にタクシーに乗ると「ジェットコースターに乗っているみたいだ」と何か必死につかんでいますね。
ソン そんなハノイ市内でも、旧正月のテトや長い連休になると、街の様子ががらっと変わります。田舎から出稼ぎに来ている人達が故郷に帰るので、市内の道は交通量が減って、とてもすいています。
山崎 わかります。その代わり、タクシーも数が減るので、つかまりにくくなりますけどね。
次に、福岡県おかがきまちのほかむらふみとさんから8月24日の消印で頂いたお手紙です。
「ベトナムとモンゴルが大好きな私にとって、今日の社説で両国が友好関係にあることがとても嬉しかったです。日本語が第一外国語になったこともグッドニュースでした。さて、ベトナム語を学ぶこつ上達するこつはありますか?また、ソンさん、アンさん日本語を学んでらっしゃった頃、漢字とひらがなで苦労されたでしょうね。」
ソン ほかむらさん、お便りありがとうございます。外国人にとって、ベトナム語は発音が一番難しいと言われています。と言っても、ベトナム人のように話せる日本人もいますよ。
山崎 ほんとですか?日本語にはない音があるので、やはり外国人にはなかなかマスターできないと思ってしまいます。私は最初からあきらめてますけど(笑)。
ソン 私が思うベトナム語を学ぶコツは、まず勤勉さだと思います。真面目に勉強しないと習得できません。習う先生は、ハノイの標準語が話せる人が一番良いと思います。そして、声調、音の上がり下がりが6種類あるので、これをしっかりと身につけることが重要です。
山崎 そうですね。声調がちょっと違うだけで、全然違う意味の言葉になってしまいますからね。これは中国語も同じですね。でも、文字が3種類ある日本語も難しいですよね。
ソン はい。私は、漢字とひらがな、カタカナの書き方や、書き順、読み方を暗記する為に、紙に何回も書きながら、口に出して読みながら何回も繰り返しました。本当に大変でした。今はパソコンで仕事していて自分で文字を書かないので、読み方を忘れてしまう漢字もかなりあります。
山崎 そうですね。パソコンなどの機械で便利になる反面、漢字が書けなくなったという日本人も多いです。
ソン 次に、長崎県佐世保市の・うらかみ・ただし・さんから8月25日の消印で頂いたお便りです。
「ベトナムは南北に長い地域なので日本と同じ四季があるのですか。また、熱帯地方特有の乾季・雨季の2シーズンなのでしょうか?」
山崎 うらかみさん、メッセージありがとうございます。この話題もよくおしゃべりタイムで出てきますね。縦長のベトナムでは、南部中部北部で気候も違いますし、文化も違うんですよね。
ソン はい。北部は短いながらも四季がありますが、南部は常夏です。雨季と乾季だけです。
山崎 北部にも雨季と乾季がありますよね。でも、その年によって違ったり、その日によっても違ったりするので、着るものに困る時があります。
今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。
最後に、お名前だけでもご紹介します。
・ 山形県ひがしね市の・みさわ・あきら・さん
・ 茨城県かさま市の・いなば・たかし・さん
・ 茨城県ちくせい市の・ほりえ・たかひろ・さん
・ 群馬県おおた市の・ますだ・まさみ・さん
・ 埼玉県かわぐち市のおがさわら・ひろゆき・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん
・ 神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん
・ 石川県かなざわ市の・おおくち・たかし・さん
・ 愛知県おかざき市の・なかじま・ひでゆき・さん
・ 鹿児島県さつませんだい市の・なかはら・しょうた・さん
・ 鹿児島県鹿児島市の・にしのはら・ひとし・さん
・ 沖縄県なご市の・なかむら・しょうじ・さん