(VOVWORLD) -リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
山崎 こんにちは、山崎千佳子です。
ソン こんにちは、ソンです。
山崎 1か月半ほどお休みを頂きました。また今日から、おしゃべりタイムとハノイ便り、そしてベトナム国内とインターネットラジオで聴ける日曜FMのお手伝いをさせて頂きます。
ソン 日本はどうでしたか?
山崎 7月末に行く前には、ハノイより日本の方が気温が高くて、日本で夏バテしないかなと思っていたんですが、ちょうど私の滞在中は雨も多くて、半袖では肌寒い時もあったくらいでした。
ソン 逆にハノイは山崎さんがいない時に猛暑でしたよ(笑)。35度36度の日が多かったです。
山崎 よかったです(笑)。とは言え、ハノイはまだまだ夏が続きますけどね。
ソン 大体、旧暦の8月までは暑いですね。
山崎 確かに。ハノイ日本人学校の運動会が例年10月半ばにあるんですけど、いつも暑いイメージです。
ソン そうですね。ちなみに今年は、10月下旬から旧暦の9月になります。
山崎 そして気が早いかもしれませんが、来年2018年の旧正月、テトは、2月16日が元日になるそうです。
ソン 山崎さん、早いですね(笑)。
山崎 そうですね。でも、テトを楽しみにしているベトナムの人達も早い時期から、来年のテトはいつからいつまでかチェックしませんか?
ソン (コメント)
山崎 では、リスナーのかたからのメッセージをご紹介します。愛知県豊田市のよしえくにひささんから7月18日の消印で頂いたお手紙です。
「おしゃべりタイムでは、ハノイ市内がバイク乗り入れ禁止になるという話題がありましたが、大渋滞解消には必要かもしれませんが、代替手段をしっかり準備しないと、機能するのかと少し心配です。ベトナムでのバイク利用の多さは、すごいものがあると思いますので、ハノイ市内乗り入れ禁止実施が成功するかどうかはとても興味があります。」
ソン よしえさん、お便りありがとうございます。ハノイ市民の私は、その交通規制に期待しています。でも、実際はバイクは便利なんですよね。ラッシュの時には、渋滞の車の列を抜けて走れるので。
山崎 渋滞がひどい時には、歩道や公園の中など、車両が走行禁止のところもバイクが走ったりしてますね(苦笑)。お盆休みに日本から旅行にいった友達がハノイの交通事情に驚いていました。
ソン 日本から来るとびっくりするでしょうね。バイクの乗り入れ禁止の規制と同時に、一部の通りで時間帯によって車の乗り入れを制限する計画だそうです。
山崎 やはり日本から戻ってくると、道路の狭さと交通量が気になります。渋滞は当たり前になってしまってますね。本当に難しい問題です。
ソン そうですね。次に、神奈川県川崎市のおいかわかずあきさんから頂いたメールをご紹介します。
「今日のおしゃべりタイムの冒頭でありましたが、ベトナムの夏休みが間もなく終わりとのこと。私は小学生の頃の思い出といえば朝のラジオ体操です。朝早くに近所の皆で街の公園や集会所に集まり汗を流したことを思い出します。一時はラジオ体操は下火になっていたのですが、ここ最近見直されてきたようです。ベトナムでは夏休みの朝にラジオ体操のようなことをされますか?」
山崎 及川さん、メールをありがとうございます。私が小学生の頃は、夏休み中、毎朝ラジオ体操はやってましたけど、今は夏休みの小学生のラジオ体操は、1週間とか10日だけというところが多いようです。ベトナムはラジオ体操はありますか?
ソン あります。ベトナムの声放送局で、毎朝放送されています。VOV1とVOV2の2つのチャンネルで、毎朝4時45分から15分間の放送です。全国放送ですが、テレビ体操もあるので、ラジオ体操を知っている人は多くないかもしれません。
山崎 日本だと、ラジオ体操は全国民が知ってるくらいなんですけどね。日本とベトナムのラジオ体操は同じものじゃないですよね?
ソン 違います。胸をそらしたり、全身をゆする運動など、簡単な動作で構成されています。
山崎 日本のラジオ体操もシンプルな動きなんですが、大人になってきちんとやってみると、すごくいい運動なんですよね。ばかにできません。次に、沖縄県名護市のなかむらしょうじさんから先月15日の消印で頂いたお手紙です。
「ベトナムといえば、近年コーヒー豆生産国の一つとして知られていますが、同時にお茶生産国の一つでもあります。ひとくちにお茶といってもいろいろあります。ベトナムで生産されているお茶のあれこれを教えてください。」
ソン 中村さん、お便りありがとうございます。ベトナムでも完全無発酵の緑茶、半分だけ発酵させた茶葉からできる烏龍茶、完全発酵の紅茶、青茶、黒茶もあります。Che tuoi という新鮮な茶葉で出来た生茶もあります。
北部モックチャウ省にある茶畑 |
山崎 生茶は、生の葉っぱにお湯を注いで飲むんでしたっけ?
ソン そうです。市場や庭先で摘んだ茶葉を綺麗に洗ってから手もみをして、鍋や保温性のある容器に入れて、湧かしたての熱湯を注いでふたをします。冷たいお茶にしたい時は、氷を加えます。
山崎 日本ではないですね。生茶という名前の緑茶飲料はありますけど。ソンさんは、何のお茶が好きですか?
ソン (コメント)現在、ベトナムは世界で第7位のお茶の生産国で、第5位のお茶輸出国となっています。栽培にいい条件がそろっていて、ベトナムの63の省と市のうち35の省と市でお茶の栽培が行われています。
山崎 全国の半分以上で作ってるんですね。
ソン そうなんです。中でも、北部のタイグエン省や山岳地帯のソンラ省、イエンバイ省、ハザン省などは有名な産地として知られています。でも、世界市場でベトナムのお茶はあまり知られていません。
山崎 確かに。ベトナムコーヒーというのは有名ですけど、お茶というイメージはないですね。なぜでしょう?世界第5位のお茶輸出国なのに。
ソン 輸出されているベトナム茶の95%は原材料として使われるものだからです。なので、飲料としてのベトナム茶をブランド化させることが課題となっています。次に、兵庫県あかし市の・やぐら・てつや・さんから先月頂いたメールです。
「6月に送付した受信報告書でのベリカードですが、新しいデザインの写真でした。新たな発行があったのでしょうか?また今回は何種類位あるのでしょうか?ベリカードを通してベトナムの風景などが拝見できとても嬉しく感じています。観光ガイドに載っていないような箇所を紹介頂けるとより一層知識が高まります。」
山崎 やぐらさん、メールをありがとうございます。今のべリカードはどんなものがありますか?
ソン はい。8種類あります。「中部クアンビン省の田舎の夕暮れ」、「クアンナム省の日差し」、「ハロン湾のティートップ島」、「ホイアン旧市街のランタン祭り」、「カンカウ水牛市場」、「秋のツバメ泉」、「中部ビンディン省での日の出」、そして「北部カオバン省にあるバンゾック滝」です。
山崎 「ソバの花」などかと思ってましたが、あれは前の物だったんですね。気になったのが、秋のツバメ泉というものですが、べリカードの写真を見ると、泉よりもっと大きい、広い感じがします。そして、何かツバメに関係するところなんですか?
ソン そうですね。川という方が正しいかもしれません。ベトナム語の直訳だと、ツバメの泉となるんです。なぜツバメなのかはわかりません。
山崎 何でしょうね。昔、ツバメが多くいたのかもしれないですね。べリカードの写真の場所をいろいろ調べてみると、おもしろそうですね。
今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。
最後に、お名前だけでもご紹介します。
・ 岩手県かまいし市の・しょうじ・さとし・さん
・ 群馬県高崎市の・おくだ・まさのり・さん
・ 群馬県しぶかわ市の・すずき・よしかず・さん
・ 千葉県ふなばし市の・すどう・みきお・さん
・ 千葉県四街道市の・なぐも・あやと・さん
・ 東京都新宿区の・つぼい・としき・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん
・ 神奈川県さがみはら市の・おおかわ・たけし・さん
・ 神奈川県ざま市の・みずうち・まさひろ・さん
・ 石川県かなざわ市の・おおくち・たかし・さん
・ 京都府うじ市の・つじい・ひろふみ・さん
・ 広島県くれ市の・こうい・まこと・さん