（写真；TTXVN）

今年、ベトナムは労働者10万人以上を海外に派遣するという目標を掲げています。これを達成し、また、従来からの市場を確保するため、労働傷病軍人社会事業省は台湾や日本、韓国への労働者の派遣を継続すると同時にタイやラオス、オーストラリア、マレーシアなどと締結した労働協力合意書の実施に踏み切りました。さらに、日本とドイツへの介護士、看護師の派遣が進められていくとしています。

現在、労働傷病軍人社会事業省・国外派遣労働者管理局は2017年から2020年期の技術者の海外派遣プロジェクト、及び2025年までのビジョンを研究中で、政府に提出する計画があります。国外派遣労働者管理局のファム・ベト・フオン副局長は次のように語りました。

（テープ）

「これまで、派遣した労働者は主に、知的水準が低い労働者です。今後は熟練労働者の海外派遣を進めると同時に労働者の訓練を強化し、質の高い労働者を必要とする市場の開拓に力を入れていきます。つまり、ドイツや日本に介護士と看護師を派遣する一方、日本や韓国に技術者を派遣する計画です。」