18日、北部ニンビン省で、APEC2017の財務大臣会合の枠内で、SFOM＝財務高級実務者会合が開幕し、APEC加盟21カ国や、世界銀行、OECD=経済協力開発機構、ADB=アジア開発銀行、IMF=国際通貨基金などの代表らが参加しています。

18日と19日の両日の議事日程で、SFOMは、今年2月に行われたAPEC財務次官会議と中央銀行副総裁会議で採択された協力の優先課題の展開を点検するほか、今年10月に開催されるAPEC財務大臣会合に上程する内容を討議しました。

今回は、地域と世界の経済・財政展望や、自然災害に対応する財政・保険政策などのテーマ別の討論会が行われます。

特に、今回は、 国家予算と経済に対する国民の健康の影響に関するAPECの財務高級実務者とLSIF＝生命科学革新フォーラム、および、医療作業部会との討論会、APECの構造改革とインフラ整備プログラムにおける財政問題に関するAPECの財務高級実務者とAPEC経済委員会との討論会がはじめて行われます。

今回の会議の結果は今年10月に中部クアンナムとダナンで開催されるAPEC財務大臣会合に上程する内容の基礎となるということです。