21日にペルーの首都リマで閉幕したAPEC=アジア太平洋経済協力会議第24回サミットに関し、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は、「APEC加盟諸国と企業共同体はベトナムが主催するAPEC2017に期待をかけ、関心と支持を表明している」と明らかにしました。
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また、「APEC2017の主催はベトナム外交の優先課題である。加盟諸国は、ベトナムが提案した『親しい原動力を作り、共通の未来を培う』というAPEC2017のテーマと優先課題に賛同しているが、これは、APEC2017が経済・貿易を促進し、協力を拡大させるための原動力を作り出すという加盟諸国の共通の期待感を示すものである。多くの加盟国はベトナムとの関係を強化して行きたい意向を表明している」と述べました。
一方、ブイ・タイン・ソン外務次官は、「APEC2017の主催国として、ベトナムはAPEC2016に積極的に貢献している。ベトナムは2020年後のAPECの発展方向に関するイニシアティブや、『国民と企業のためのAPEC』、『構想提唱者や、成長と連携の原動力としてのAPECの役割の発揮』に関するメッセージを出した」と明らかにしました。